多くの話題作が控える2026年の冬ドラマ。今回は、ドラマ人気指標の一つであるTVerお気に入り登録数の2025年の年間トップ5を振り返りつつ、この冬期ドラマの行く末も占ってみたいと思います。


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 TVer登録数を伸ばす2大要素は、ネットでドラマを視聴する習慣のある「若年層からの支持」と、ドラマを繰り返し見る「ドラマコアファンからの支持」です。これを前提にまず、2025年の年間トップ5を振り返りましょう。

 昨年の第1位は秋ドラマから、夏帆さんと竹内涼真さんW主演の『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)で、TVer登録数は176万でした。時代錯誤の化石男・海老原勝男を竹内さんが熱演。男女の性役割にまつわる固定観念に一石を投じ、「若年層からの支持」、「ドラマコアファンからの支持」どちらも獲得していました。

 第2位は夏ドラマから、櫻井翔さん主演の『放送局占拠』(日本テレビ系)で、TVer登録数は144万。ありえないアクションやチープなCGなどが、かえってツッコミどころ満載と話題が増幅。圧倒的な「若年層からの支持」を取り込みました。

 第3位は秋ドラマから、間宮祥太朗さんと新木優子さんがW主演を務めた『良いこと悪いこと』(日テレ系)で、TVer登録数は132万。小学校時代のいじめが発端となるミステリーで、犯人を巡り考察が巻き起こり、「ドラマコアファンからの支持」を引き寄せていました。

 第4位は春ドラマから、小泉今日子さんと中井貴一さんW主演の『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)で、TVer登録数は127万。人生について、歳を取ることについて深く考えさせられる内容で、「ドラマコアファンからの支持」を大量獲得したと思われます。


 第5位は冬ドラマから、松坂桃李さんが日曜劇場初主演となった『御上先生』(TBS系)で、TVer登録数は122万。日曜劇場を主に視聴しているのは中高年層で、かつ重厚な物語を期待しているドラマコアファンも多いです。その上、舞台が高校なので、「若年層からの支持」も取り込みました。

 では、今年の冬期ドラマで、放送開始前のTVer登録数トップ5を見ていきたいと思います。

 冬期第1位は、2025年の年間第1位も獲得した竹内さん主演の『再会~Silent Truth~』(テレビ朝日系)で、TVer登録数は33万。初恋の相手でもあるヒロイン(井上真央さん)と“刑事と容疑者”として再会するさまが描かれます。『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の勝男役の勢いそのままに、竹内さんの主演作だからこその期待値が表れているようです。

 第2位は、鈴木亮平さん主演の『リブート』(TBS系)で、TVer登録数は30万。無実の罪で追われることになった一人のパティシエが、家族を守るために「別人として生きる」決断をする物語です。良作の多い日曜劇場も放送開始前からドラマコアファンの注目度が高い。今後、竹内さんの『再会』と首位争いをする可能性もありそうです。

 第3位は、松嶋菜々子さん主演の『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』(テレ朝系)で、TVer登録数は28万。
“決して脱税を許さない”東京国税局の敏腕国税調査官を松嶋さんが演じ、悪徳脱税者を成敗していくストーリー。テレ朝の手堅いお仕事ドラマで、松嶋さんが主演となれば、ドラマコアファンもチェックは欠かさないでしょう。

 第4位は、篠原涼子さん主演の『パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−』(日テレ系)で、TVer登録数は24.9万。篠原さん演じる女性刑務官と殺人犯による前代未聞の脱獄劇です。その殺人犯役をSixTONESのジェシーさんが演じるので、「若年層からの支持」も数値に反映されていそうです。
 
 第5位は、橋本環奈さん主演の『ヤンドク!』(フジ系)で、TVer登録数は24.6万。橋本さん演じる元ヤンキー娘が猛勉強の末に脳神経外科医となり、旧態依然とした医療現場をパワフルに改革していく医療エンターテインメントです。月9枠において、橋本さんのコメディータッチな演技もふんだんにありそうで、「若年層からの支持」をどこまで伸ばせるかが鍵となりそうです。

 放送開始前の冬期ドラマTVer登録数トップ5は上記のようになりましたが、放送が始まればドラマの出来次第で数値は大きく変わっていきます。竹内さん主演作が昨年に引き続き首位を走るのか、他の対抗馬がそれを追い抜くのか、熱い戦いが繰り広げられそうです。

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