コスプレイヤーの伊織もえが1月24日、都内で自身の生誕祭イベント「伊織もえハピハピバースデー2026」を開催。一年を振り返る企画や、こだわり抜かれたグッズ紹介、ファン参加型コーナーなど、彼女の魅力が凝縮された時間が展開された。


【写真】リアルバースデーイベントをファンと過ごした伊織もえ【51点】

誕生日“当日”にファンと直接顔を合わせて祝うのは、本人にとって初めての経験とのこと。第1部に続く第2部では、リラックスした夜の雰囲気のなか、黒のワンピース姿で登場し「夜なので、ちょっと大人っぽくしてみました」と照れ笑いする伊織。そんな彼女の柔らかな空気感に、客席からは自然と拍手と歓声が起こった。

誕生日を祝うシーンでは、「もえちゃん大好き!」という声が会場に広がり、一気にあたたかな雰囲気に。伊織はその声に感謝を伝え、笑顔で応えていた。

ステージを降り、会場内を歩きながら行われた展示紹介も見どころのひとつ。昨年の「コミケ」衣装や海外イベントで着用した衣装、そして第1部で初披露されたばかりの最新衣装までが並び、制作エピソードを交えながら解説していく。

イベント中盤では、写真とともに一年を振り返る企画「MEMORIES PHOTO 2026」を実施。韓国や香港、上海など海外イベントの思い出、「夏コミ」での過酷な暑さ対策エピソード、『ハリー・ポッター』への愛が全開の上映イベント、水族館ロケの裏話まで、多彩な活動が次々と語られていき、「覚えてない月もありましたけど(笑)、本当に濃い一年でした」と振り返った。

続くグッズ紹介では、今年の生誕祭アイテムがずらりと並び、水色を基調にしたオリジナルの生誕Tシャツ、大きめサイズのアクリルスタンド、アクリルキーホルダー、幼少期写真を使用したアイテムなど、どれもファン心をくすぐるものばかり。

なかでも注目を集めたのは、「充電オタク」と言われるほど充電グッズ好きな伊織もえのために、国内充電アクセサリーメーカーであるCIOが製造を担当し、昨年12月末発売の最新モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIMⅡ」を用いたコラボレーション企画で、著名イラストレーターであり友人のてらおかなつみによる描き下ろしイラストが組み合わり実現。品質への信頼を土台に、「長く使ってほしい」という伊織の想いが、メーカーとクリエイター双方との関係性の中で重ねられた本アイテムは、生誕祭限定の企画でありながら、ファンに限らず手に取りたくなる魅力たっぷりなアイテムになっている。
SNS上では、イベントを知らなかった層からもこれを販売して欲しいという声が多く上がっていた

また質問コーナーでは、誕生日の夜に食べたいものや体調管理法、今年行きたい場所など、ファンからの質問に丁寧に回答。「塩味薄めの焼き鮭と十六穀米が食べたい」「乾燥対策と水分補給は欠かさない」など、等身大の言葉に会場は和やかな空気に包まれていた。

ステージの締めくくりでは「BANDAI」や「SteelSeries」への深い感謝を述べる場面に。今回のイベントでは「BANDAI」から発売中の漫画・アニメ・ゲームから様々なキャラクターが参戦する共通ルールトレーディングカードゲーム「ユニオンアリーナ」のアンバサダーを務めている縁もあり、来場者全員に伊織もえの「APカードvol.3」がプレゼントされている。

そしてゲーミングデバイス専門ブランド「SteelSeries」のアンバサダーとしての活動にも触れられ、「Game Budz」や「Apex Pro TKL mini」、そしてワイヤレスヘッドフォンの「Arctis Nova Pro Wireless」など、豪華なアイテムがステージ内の抽選企画として提供され、会場は大いに盛り上がった。

終始、ファンとの距離が近く、笑顔と会話が絶えなかった今回の生誕祭。展示を紹介する姿や、一つひとつの質問に丁寧に向き合う様子からは、伊織がファンとの時間を何より大切にしていることが伝わった。

かつて、自身の活動におけるターニングポイントとなった時期に「これからは、自分のクリエイティブにもっと力を入れていきたい。自分の“好き”を、きちんと形にして広めていきたい」と語っていた伊織。今回の生誕祭は、その言葉を裏付けるかのように、個人が主催するイベントという枠を超え、自身が関わってきた企業やクリエイターと、仕事以上の信頼関係を築いてきたからこそ実現した場でもあった。

そうした関係性の積み重ねが、「伊織もえ」の誠実な人柄を自然と浮かび上がらせている。また会場には、日本国内だけでなく、アメリカやシンガポール、香港、台湾など海外から足を運んだファンの姿も多く見られた。
ゲーム、コスプレ、ラジオといった多様な活動を通じて、それぞれ異なる入口からファンが集まり、同じ空間で誕生日を祝っていた点も印象的。「伊織もえ」がジャンルや国境を越えて支持を広げていることを、実感させる光景だった。

イベント終了後の深夜1時半頃には、改めて感謝の気持ち綴ったSNSを更新。あわせて、翌日の1月25日に予定されているプレゼント開封配信に向け、深夜までダンボールを運んで準備を進めていたことも明かされた。

大きな一日を終えたあとも、ファンとの時間を大切にする姿勢に改めて感銘を受けた人も多いだろう。その証拠に深夜帯にも関わらず、X(旧Twitter)上で関連ワードがトレンド入りするなど、イベントの余韻がオンライン上にも静かに広がっていた。

コスプレイヤーとして、表現者として、そして一人の“好き”を大切にする人としての「伊織もえ」の魅力が、随所に感じられる同イベント。そして「また、この一年で新しい思い出をたくさん作りたいです」と語ると、会場からは大きな拍手が送られ、“きゅるん”とした空気感と熱気に満ちたまま幕を閉じた。

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