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動画の冒頭、柏木は「卒業してからまさかもう一度、素敵な衣装を新規で作って着られると思ってなかった」と感無量の面持ちで語り、12月27日に行われたフィッティング現場へと向かう。そこで待っていたのは、長年AKB48の衣装を手掛けてきた「しのぶさん」こと茅野しのぶ氏だ。今回の紅白衣装は、AKB48結成20周年を記念した特別なもので、OG8人はそれぞれ異なるデザインを着用するという豪華な仕様となっていたという。
柏木に用意されたのは、彼女が愛してやまない「ザ・アイドル」を体現したデザイン。茅野氏は「ゆきりんはOGの中で一番アイドルって感じ。一番最近まで卒業しなかった人だし、圧倒的にアイドルの好きを詰め込んだ」と解説。柏木は「可愛い、私の大好きなリボン!」と大はしゃぎ、細部までこだわり抜かれた職人技に目を輝かせた。
「柏木は現役時代、衣装によるポジション格差を経験してきた苦労人でもあります。過去のラジオ番組では、選抜入りした当初、前列のメンバーは豪華なジャケットがあるのに、3列目の自分はシャツだけだったという切ないエピソードを明かしていました。そんな彼女が、自分専用に一から仕立てられた豪華な衣装をまとっている姿は、長年のファンにとって非常に感慨深いものがあります。衣装スタッフとの信頼関係も厚く、まさに『柏木由紀』というアイドル像がこの一着に凝縮されているようでした」(アイドル誌ライター)
動画では、茅野氏が他のOGメンバーのフィッティングの裏話も披露。小嶋陽菜がアパレル経営者としての視点から衣装のロゴ配置にまでこだわっていたことや、指原莉乃は「今までの現役含めても一番好き」と絶賛していたことなどが明かされた。
「茅野氏の凄さは、可愛い服を作るだけでなく、そのメンバーのパブリックイメージや歴史を布一枚に落とし込む技術にあります。柏木のウエストの細さを生かしつつ、背後のデザインには30代になった彼女の『宮殿のお姫様感』を引き出す工夫もされていました。実際に試着した柏木も、鏡に映る自分の姿を見て『最高』『素敵』を連発していました」(前出・アイドル誌ライター)
ネット上では、「出演時間は数分なのに、そこに懸ける衣装の熱量が半端なさすぎる。これぞプロの仕事」「卒業してもフィッティング動画が見られるなんて大感激。ゆきりんの目がキラキラしていて本当に幸せそう」「衣装展で実物を見たけど、細部まで凝っていて感動した。これを着こなせるのはゆきりんしかいない」といった熱いコメントが寄せられている。
一夜限りの「晴れ舞台」となった紅白だが、衣装も「20年間の集大成」となっていたようだ。
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