【写真】AKB48の次世代エース佐藤綺星
──まず昨年はAKB48の20周年イヤーということで、OGメンバーも交えてのリリースやライブ、メディア出演などが多数ありました。
佐藤 AKB48に注目していただける機会がたくさんあり、とてもありがたい1年でした。先輩方が築いてきた歴史の重みを実感しましたし、メディア出演が多かったからこそ現役メンバーは「歌番組で見つかるぞ!」とギラギラしていました。特に昨年末はイベントが多く、ファンの方から「AKBと年末を一緒に過ごせて、いい思い出ができたよ」といった声をいただいたんです。その言葉がうれしくて、もっと頑張りたいなと思いました。思い出だけで終わらせず、さらにAKB48を盛り上げたい! その意味で、AKB48は今年が勝負の1年だと思っています。
──「レジェンド」と呼ばれるOGメンバーたちと接することで、きっとたくさん刺激を受けたと思います。
佐藤 バシバシ受けました。先輩方はかつて東京ドームコンサートを成功させたり、「NHK紅白歌合戦」や「日本レコード大賞」で数々の実績を残されています。なのでオーラもとてつもないですし自信や余裕に満ちているんですけど、そんな皆さんが「みんなもっとできるよ!」と現役メンバーをたくさん励ましてくださいました。それが心強くて、私たちの自信にもつながりました。
──印象に残っているOGメンバーの姿やエピソードはありますか?
佐藤 高橋みなみさんは、まさに「AKB48グループ総監督」。現役なんじゃないかと思うくらい今のAKB48のことを考えてくださって、「ここはこうしよう」とアイデアもたくさんいただきました。リハーサルでは「みんな気を引き締めて頑張ろう!」と言ってくださり、私たちのボルテージも上がりました。本番さながらにリハーサルに臨む姿も印象に残っています。大島優子さんは、すごくおちゃめでかわいらしい方。いつも場を和ませてくれました。ただ、リハーサルで「今のじゃ全然ダメだよ」とストレートに言ってくださったこともあって。
──それはどういう場面で出た言葉ですか?
佐藤 昨年末の「NHK紅白歌合戦」の当日のリハーサルですね。時間もない状況だったんですけど、優子さんが「完璧を目指さないと」って。そこで一気に空気が引き締まりました。個人的に、私はずっと体育会系で育ってきたので、ピリッとした雰囲気が好きなんです。なので優子さんの言葉を聞いて「おー! これこれ!」とうれしくなりましたし(笑)、「ついて行きたい!」と思いました。
──昨年12月に4日間開催されたコンサート「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館」にはたくさんのOGも駆けつけ、大いに盛り上がりました。
佐藤 私は加入4年目なんですけど(22年加入)、加入前からずっとAKB48が好きだったので、いちファンの気持ちで「うわ、エモい!」と感じながら楽しみました(笑)。その中で、私は指原莉乃さんと2人で『アボガドじゃね~し』というユニット曲を披露しました。ずっと憧れで大好きだった指原さんと共演できたのは本当にうれしかったです! そして、先日握手会があったんですけど、指原さんのファンの方がたくさん来て「好きになったよ。応援するよ!」と言ってくださったんです。ありがたいなと思いましたね。先輩から後輩へつながっていくところに、AKB48の素敵さを感じました。
──指原さんはXで、佐藤さんのことを「かわいくて努力家!めっちゃ励ましてくれた!ありがとね 一生応援します!」と書いていましたね。
佐藤 私、あの投稿をスクリーンショットして、携帯の待ち受け画面にしています。あの言葉を見たら、どんなにつらいときも「私には指原さんがついてる!」という気持ちになれます。私にとってのお守りです!
──指原さんはどんな方でしたか?
佐藤 指原さんと現役メンバー数人でリハーサルをしたときのことがすごく印象に残っています。指原さんはワードセンスがすごくて面白くて、リハーサルなのにまるでバラエティ番組をやっているような雰囲気でした。
──指原さんの話術に触れて、現役メンバーももっとトークが上手くなりたいと思ったのでは?
佐藤 はい、意識が変わりました。また、指原さんはアイドルグループのプロデュースをされていることもあり、演出面でもたくさん意見を出してくださいました。実際、指原さんの案でライブの演出が変わった部分もたくさんあるんですよ。そして私たちには「メンバーからの意見は大事だから、もっと言ったほうがいいよ」と。プロデューサー視点を持つことの大事さも教えていただき、とても勉強になりました。
──OGメンバーと関わることで、現役のAKB48メンバーの意識も大きく変わったわけですね。
佐藤 そうですね。特に、『Oh my pumpkin!』(66thシングル。25年8月リリース)のときに大きく変わるきっかけがありました。当時の私たちは、歌番組に出たときはいかにかわいく映るかを意識して、カメラに向かっていつもキメ顔やウインクをしていました。
──作り込みすぎないほうがいい、と?
佐藤 はい。「“カメラに抜かれたときは絶対カメラ目線”なんて決まりはないんだよ」って。「AKB48は青春だから。学校で同級生と楽しんでいるような『青春感』が出れば、もっと良くなるはず」という言葉をきっかけに、みんなの意識が変化しました。それ以降まず何より楽しむことを大事にするようになったら、みんなどんどん目がキラキラするようになったんです。さらにファンの皆さんにも楽しさが伝わって、「最近すごく良くなったよね」という声もいただきました。AKB48が変わるきっかけをくださり、もう本当に先輩様々です!
▽「AKB48春コンサート2026」開催!
日程:4月3日(金)-5日(日) 3日間4公演
会場:国立代々木競技場第一体育館
チケット情報などはこちらから
https://www.akb48.co.jp/lp/next-seishun/
【後編はこちら】新エース・佐藤綺星が語るこれからのAKB48「正直、悔しい思いもたくさん。互いに競い合って成長していきたい」

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