AKB48の次世代エース佐藤綺星。昨年は4日間開催されたコンサート「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館」や、『NHK紅白歌合戦』への出演などを通して「レジェンド」と呼ばれるOGメンバーたちとも交流し、大きな刺激をもらったという。
ファースト写真集『天使の反射角度』の発売も話題となった加入4年目の今の気持ちを聞いた。(前後編の後編)

【写真】AKB48の次世代エース佐藤綺星

──さて、佐藤さんは1月に1st写真集『天使の反射角度』を発売されました。もともと写真集を出したいという思いはありましたか?

佐藤 はい、ずっと目標にしていました。ただ、こんなに早く写真集のお話をいただけるとは思っていなくて、心の準備がまったくできていなかったんです。だから最初は不安でいっぱいでした。グラビアもやったことがなかったから「どうしよう」という思いが大きかったです。ただ、同時にAKB48の20周年の活動が進行していて、新しいことに挑戦しないと前には進めないという気持ちもあって。こんなチャンスは簡単にいただけるものではないですし、「ここは逃しちゃいけない」と思って決断しました。

──撮影はシンガポールとインドネシアで行なったそうですね。撮影を振り返ってみて、いかがですか? 思い出を聞かせてください。

佐藤 カメラマンさんもスタイリストさんもヘアメイクさんも初めましての方だったので、最初は探り探りで緊張もしました。でも一緒に食事をするうちに皆さんと仲良くなっていきました。
カメラマンの細居幸次郎さんは、私が普通に食べているところを急にパシャッと撮って、「飾っていないときの表情が素敵だよね」と言ってくださったんです。アイドルをしているとどうしてもカメラの前で顔をキメてしまう癖がついてしまうんですけど、細居さんは「ただそこにいるだけでいいから」「表情を変えなくていいから」って。なので私は「無表情ばかりになっていないかな」と心配もありました。でも、完成した写真を見たら、いろんな表情の私が写っていて驚きました。自分があまり見せてこなかった表情を細居さんが引き出してくださり、すごくうれしかったです。

──写真集には佐藤さんの素の表情がたくさん詰まっているんですね。

佐藤 はい。そのせいか、食べているシーンがすごく多いんですけどね(笑)。ファンの方に見せている笑顔も、あまり見せていない表情もあり、さらに21歳になった大人っぽい一面も見ていただけると思うので、ぜひドキドキしながら見ていただきたいです。

──そして、AKB48は2月25日に67thシングル『名残り桜』をリリース。

佐藤 このタイトルを見た瞬間、“勝ち”を確信しました(笑)。AKB48には「桜」がタイトルに入った数々の名曲があり、すごく大事な存在なんです。
なので、21年目のAKB48に新たな桜ソングが誕生するのがうれしいです。楽曲的にもイントロのピアノや落ちサビの後の転調など、「これを求めてたんだよ!」と思っていただける王道のAKB48ソングになっていて、さらに激しいダンスも見どころ。この曲で皆さんを魅了したいです。

──センターを務めるのは19期生の伊藤百花さん。17期生の佐藤さんにとっては後輩にあたる存在です。

佐藤 ももちゃん(伊藤)の両側をあづちゃん(八木愛月=18期生)と私で挟む形になっているので、2人でももちゃんを支えていきたいなと思っています。私たち3人ってすごく仲が良くて、先日も一緒にディズニーに行ったんですよ。

──ディズニーの写真はインスタグラムにも上げていましたよね。プライベートでも仲良しな3人が今作の中心になるということは、先ほどおっしゃっていた「青春感」や「仲良し感」をさらに前面に打ち出せそうですね。

佐藤 確かに! 3人とも期生は違うけど友達のような感じで遊んだりご飯に行ったりする関係なので、AKB48の青春感を表すことができるはず。私、3人でふざけ合っている時間ももちろん好きなんですけど、3人でAKB48について語り合う時間が大好きなんです。3人ともAKB48が大好きで、AKB48に懸けていて、熱量がものすごく高い。
話しているとうれしくなるし、いい関係性だなって思います。

──AKB48は21年目に突入しました。「第二期黄金時代」を目指すAKB48の中で、佐藤さんはどのように活動していきたいと考えていますか?

佐藤 私は昨年、「diana」(横浜DeNAベイスターズのチアガール)の皆さんとチアダンスで共演したのをきっかけに、たくさんの方に注目していただきました。私は野球が大好きで、「好き」をお仕事につなげられたのがうれしかったです。しかもファンの方が、「今やベイスターズファンの間でAKBといえば佐藤綺星」と言ってくださったのが本当にありがたくて! なので、自分の「好き」を突き詰めることで個性を確立していきたいと思いました。そして同時に、メンバーみんなが各々の好きなジャンルを突き詰めていけば、今のAKB48の認知度はもっと上がるんじゃないかなと思っています。

──佐藤さんは以前から「次世代エース」との呼び声が高かったですが、後輩も増え、立場の変化も感じているのではないですか?

佐藤 そうですね。21期生も入ってきましたし、もう私も中堅なんだなと感じています。今まで私は、AKB48に対する強い思いは持っていても、“気にしい”な性格なので「私が言ってもいいのかな」と思ってなかなか口に出せなかったんです。でも、それこそOGの先輩方から「意見を言うことでグループは良くなる」と教わったので、意見を言えるようにならなきゃと思いました。4月開催の「AKB48春コンサート2026」に向けて、思ったことをちゃんと言って、引っ張れるように頑張りたいです。

──佐藤さんから見て、今のAKB48の雰囲気や空気感はいかがでしょうか?

佐藤 みんなギラギラしています! 衣装を担当してくださっている茅野しのぶさん(オサレカンパニー)にも「今のAKBは1期生や2期生に似たギラギラ感がある」と言っていただきました。
20周年イヤーの活動を通して、ありがたい経験をたくさんさせていただいたと同時に、現役メンバーは悔しい思いもたくさんしました。自分たちだけの力ではできなかったことをOGの皆さんが後押しをして叶えてくださり、私は不甲斐なさを感じました。でも、そんな悔しさを味わえたのもいい経験だったと思っています。メンバー同士の仲の良さだけでなく、互いに競い合って成長していくAKB48をたくさんの方に見ていただきたいです。

──20周年で培った経験を生かして、21年目の飛躍につなげていきたい、と。

佐藤 はい。ずっと応援してくださっている方、20周年をきっかけに戻ってきてくださった方、そして最近新しく好きになってくださった方やこれから好きになってくださる方、全員を魅了できるグループを目指します。私もAKB48にすべてを懸けるつもりで頑張ります!

▽「AKB48春コンサート2026」開催!
日程:4月3日(金)-5日(日) 3日間4公演
会場:国立代々木競技場第一体育館

チケット情報などはこちらから
https://www.akb48.co.jp/lp/next-seishun/

【前編はこちら】AKB48佐藤綺星がレジェンドOGから受けた刺激「指原莉乃さんの言葉をスクショして待ち受けにしている」
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