女優・唐田えりかのドラマや映画への出演が相次いでいる。それに伴い演技力を称賛する声が高まり、世間の評価が変わってきたことで、業界内では「完全復活モード」に入ったとの見方が強まっている。


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唐田は2月1日、NHK BSで放送された佐々木蔵之介主演の時代劇ドラマ『浮浪雲』の第5回にゲスト出演。同ドラマはジョージ秋山の名作コミックが原作で、幕末の品川宿を舞台に、自由気ままに生きる風変わりな男・浮浪雲(佐々木)を中心にした人間模様が描かれる作品だ。

時代劇初出演となった唐田は、浮浪雲の息子が通う塾の教師に一目ぼれされる茶屋の娘・お久を演じた。唐田は今回の出演について、「お芝居するときは全部をフラットにして現場に立とうという気持ちで、1カ月所作などを練習して、絶対に大丈夫と自分に言い聞かせて撮影に臨みました。撮影現場では出演者の皆さんと対峙した時の気持ちを大事に、構えることなくお芝居に集中しようと心がけました」とコメント。所作の練習などの準備を十分にした上で、現場で感じた気持ちを大事にしながら撮影に挑んだようだ。

これに対して、実際に視聴したSNSユーザーからは「浮浪雲の唐田えりかさんがとても良い!こんなに良い女優さんだったのね」「唐田えりかさん、ちょっと遠回りしたけど本当にいい女優さんになった」「唐田えりか、魔性の女を演じたのすごい。キャスティングしたNHKもやるな」「時代劇初の唐田えりかさん、小悪魔系のキャラすごく良かったわ。あれはみんな好きになる」などと称賛の声が続出している。

映画への出演も相次いでおり、アイドルの恋愛の可否をテーマにした齊藤京子主演の映画『恋愛裁判』(1月23日公開)では、恋愛スキャンダルが発覚したアイドルに対して訴訟を起こす芸能事務所のマネージャー役を好演。意味深なキャスティングとしても話題を呼んだ。また、ゆりやんレトリィバァが初監督した映画『禍禍女』(2月6日公開)にも出演している。


唐田といえば、演技の才能と美貌を兼ね備えた若手女優として注目されていたが、2020年1月に発覚した不倫スキャンダルですべての仕事を降板した。その後、休業を発表したが、世間からのバッシングは続き、本格的な活動再開まで3年近くを要した。

復帰しても以前のような活躍は難しいとの声もあったが、2024年に出演したNetflixドラマ『極悪女王』で人気女子プロレスラーとして80年代に熱狂的ブームを巻き起こしたクラッシュギャルズの長与千種を熱演。約10キロ増量しての役作りや劇中で丸刈りになる女優魂を見せたことで、世間の見方が大きく変わった。

丸刈りシーンは「ウィッグでもいい」と提示されていたが、唐田はリアリティと芝居の熱量を追求するため、本当に髪を刈ることを選んだという。本作で彼女は本格的に「演技派女優」へと進化したといっていいだろう。その後も地上波復帰作となった2024年のフジテレビ系ドラマ『嘘解きレトリック』へのゲスト出演や、Netflixドラマ『グラスハート』などで存在感を示し、地道に評価を積み重ねていった。

その甲斐もあり、昨年11月には90年代の大ヒットドラマ『101回目のプロポーズ』の続編となる『102回目のプロポーズ』に霜降り明星・せいやとダブル主演することが決定。唐田は、前作の最終回で結ばれた矢吹薫(浅野温子)と星野達郎(武田鉄矢)の娘・光を演じる。

同ドラマは現在のところ放送日は未定となっているが、地上波放送と動画配信サービスFODでの配信が決まっており、これが唐田にとって本格的な地上波復帰になるとみられる。もし本作が視聴者に好意的に受け入れられれば、評価がさらに一段階引き上げられ、いよいよ完全復活となるだろう。

近年の唐田の大きな変化としては、先述した『浮浪雲』の小悪魔系キャラや、スキャンダルが発覚したアイドルに訴訟を起こす芸能事務所のマネージャー役など、どこか吹っ切れたような役柄にチャレンジしていることが挙げられる。
これは唐田の女優業への〝覚悟〟の表れともいえるだろう。

一部メディアでは「世界配信の超大型ドラマへの出演が内定している」とも報じられており、唐田の“復活ステージ”は勢いを増していきそうな気配。もともと実力や才能は高いと評判だっただけに、荒波に揉まれて「演技派女優」へと覚醒した彼女の今後が楽しみだ。

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