現在放送中の冬ドラマの中で、高い注目を集めている『再会~Silent Truth~』(テレビ朝日系)。同作は横関大の小説『再会』が原作で、殺人事件をきっかけに宿命的な再会を果たす幼なじみたちの姿を描いたヒューマンラブミステリーだ。
殺人事件を担当する主人公の刑事・飛奈淳一を竹内涼真が演じ、容疑者に浮上するヒロインの岩本万季子に扮するのは井上真央だ。

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上質なミステリー作品として人気となり、第1話の見逃し配信回数は313万再生(TVer DATA MARKETINGが算出)を突破。同局のゴールデン帯ドラマの歴代最高記録を更新し、TVerのお気に入り登録も109万人を超えるなど、好調を維持している。

そんな人気ドラマで、ひときわ異彩を放つ存在なのが、淳一とバディを組む刑事・南良理香子を演じる江口のりこだ。南良は神奈川県警捜査一課所属で、ドラマの主題となる殺人事件を追いかける刑事。洞察力に優れ有能なのだが県警一の変わり者とされ、何を考えているか分からないマイペースな人物として描かれている。

作中では、万季子を含む淳一の幼なじみ3人が容疑者となるが、南良はその関係性を疑いストーカーのようにつきまとう行動を連発。物陰からバディである淳一を見張り、怪しい行動を見つけるとタップダンスを披露するなど、強烈な個性を発揮している。

また、第5話では仮眠のために装着したアイマスク姿のまま、淳一を論理的に追い詰める怪演も披露。毎回、おかしな行動を見せる南良がSNSで話題となり、同作の人気を支えることに成功している。ちなみに、2月10日から「TELASA(テラサ)」で配信がスタートしたスピンオフドラマ『再会~Another Truth~』前編では、南良の奇妙な行動が多く取り上げられ話題だ。

江口といえば、昨年放送されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、ヒロインの母親である朝田羽多子の演技が人気となったばかり。
南良とは対照的な良妻賢母の役だったが、どちらも完璧に演じ分けている。演技派俳優として、どんな役でも確かな存在感を示している。

そんな江口と同様、朝ドラで活躍した俳優が『再会~Silent Truth~』ですばらしい演技を見せている。それが、2024年放送の『虎に翼』で、主人公だった寅子の兄・猪爪直道を演じた上川周作だ。

上川は劇団・大人計画に所属する俳優で、名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演。現在はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも弥助役で参加するなど、実力派として評価を高めている。

その上川が本作で演じるのは、淳一を兄のように慕う刑事・永井道哉。永井も南良と同じくクセのあるキャラで、シリアスな場面が多い作品の中で、コミカルな演技を多く披露し視聴者から好評だ。

まじめな刑事が多い今作で、永井だけは明るくてうざい‟陽キャ刑事”として登場。変人の南良からなぜか好かれ、「伊藤」「田中」と名前を間違えられるのがお約束で、漫才のような掛け合いを見せる場面もあり、2人で独特な緊張と緩和を生み出している。

上川の名演技が同作をおもしろくしていることは間違いないだろう。ちなみに、ドラマの公式ホームページで主要な登場人物中、永井だけ年齢表記がないことが視聴者の間で話題になっている。
今後、永井が事件の鍵を握る可能性もあり、最終回まで目が離せない。

そのほかにも、現在放送中の『ばけばけ』で江藤リヨを演じた北香那も、淳一の恋人・今井博美役で出演中。博美も独特な雰囲気を持つキャラクターで、偶然にも朝ドラで人気だった3人が作品を盛り上げている。

主演の竹内と、久しぶりに連ドラに出演した井上が注目されがちな『再会~Silent Truth~』だが、個性派ぞろいの脇役に目を向けるのもオススメだ。

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