【写真】声優、グラビア、DJと活躍の場を広げる由良朱合の撮り下ろし【8点】
――なぜ、声優という道を選んだのでしょうか。
由良 もともとアニメやゲームが大好きだったのが一番大きいです。ただ、今までやってきた中で、声優のお仕事が一番大変だと感じています。
――オーディションも、かなり厳しい世界ですよね。
由良 本当に受からなかったです。100回受けて、1回も受からない時期もありました。でも、どれだけ有名な声優さんでも、役に合わなければ落ちる世界だと聞いて。「私が落ちるのも当たり前だな」って、無理やり納得させていました。とにかく、根気強く続けるしかないなと。
――仕事が決まり始めてからも、葛藤はあったそうですね。
由良 ありがたいことに、比較的早い段階でお仕事をいただけたんですが、「アイドル上がりだからでしょ」って言われることも多くて、すごく悔しかったです。このままじゃ、ずっとそう思われ続けるなって。だから最初の2年間は、仕事をしながら声優のレッスンを3つ掛け持ちして、とにかく必死でした。
――その努力が実を結び、アニメ『ボールパークでつかまえて!』(2025年4月~6月=テレビ東京系)で初のレギュラー役を。
由良 本当にすごい現場でした。ベテランの声優さんたちのアフレコを間近で見て、「プロってこういうことなんだ」って、毎回圧倒されていました。
――特に印象に残っているシーンは?
由良 3歳の女の子の役で、迷子になって泣き続けるシーンですね。別録りだったんですが、先輩方を待たせたまま、2分間ずっと泣き続けるんです。「早くOK出てほしい」「私なんかが時間を取ってしまって申し訳ない」って、ずっと思っていました。
――相当なプレッシャーですね。
由良 でも終わったあと、皆さんが「あそこ大変だったね」って声をかけてくださって。
――そして、5年ぶりのグラビア復帰も話題になりました。
由良 いただいたお仕事だからこそ、全力で向き合いたい。そう思ってお引き受けしました。ただ正直、「声優なのに水着になるんだって思われるかな」という不安もありました。
――実際、賛否の声もありました。
由良 「水着になってほしくなかった」という声もありました。でも、私自身が女の子のグラビアが大好きなオタクなので、その気持ちもすごく分かるんです。だから、そう言ってもらえるのは「大切に思ってくれている証拠」だなって、ありがたく受け止めています。
――落語にも挑戦されましたね。
由良 ここ数年で一番怖かったです(笑)。20分間の一人語りで、セリフを飛ばしたら終わり。
――本番はいかがでしたか?
由良 お客さんがすごく笑ってくださって、最後の公演は自分的に100点でした。「かわいいは置いてきて、面白さに全振りでいこう」と言われて、とにかく笑わせることに集中しました。
――その経験は、声優業にも活きていますか?
由良 すごく活きています。「どう落とすか」「どうしたら伝わるか」を考える癖がつきました。
――オフの日は意外とインドアだとか。
由良 15時間くらい寝て、起きたら『スマブラ』してます(笑)。SNSで見るキラキラした感じとは、だいぶ違いますね。
――最後に、これからの目標を。
由良 「10年後も、この仕事を続けている人でいたい」。そのために、アイドルだった過去じゃなく、「声優・由良朱合」として認めてもらえるように、これからもお芝居を磨き続けたいです。
▽PROFILE
由良朱合(ゆら・あかり)
1999年3月12日生まれ、広島県出身。
【前編】由良朱合、STU48卒業⇒大学生活から“声優”を選んだ再出発の決断「楽しいだけの日々が怖くなった」

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