バラエティからスポーツ、さらには写真集まで——枠にとらわれない活躍を続けるABEMA初代専属アナウンサーの西澤由夏。ジャンル横断で求められる対応力と、その裏で積み重ねてきた膨大な準備。
「アナウンサーは準備が8割」という言葉の意味、そして“自分たちで作る”ABEMAアナウンサーの未来とは。初写真集の感想を含め、挑戦を続ける現在地を語る。(前後編の後編)

【写真】1st写真集『Tailwind』を発売した西澤由夏アナの撮り下ろし【5点】

――バラエティからスポーツまで様々なジャンルの番組に出演していますが、自分らしくいられる場所はどこになるのでしょうか。

西澤 正直バラエティかなと思っていたんですけど、やればやるほど難しいし、向いていないと思う瞬間もあります。頭も使うし、全てが自然体とはいきませんからね。そうですね…意外と自分らしくいられるのはボートレースの番組かもしれないです。基本的に好きというのもあるし、フリーでトークする場面が多いんですよね。そのひとつに『スナックさざなみ』という私がチーママ役で回すコーナーがあって、そこでは仲のいい西野未姫さんと一緒にMCということもあって、自然に話せている気がします。

――憧れのアナウンサーや、今後西澤さんが目指していく方向性などは定まっているのでしょうか。

西澤 ABEMAが独自路線なので、憧れではなく自分たちで作っていかなければならないと思っています。私の場合、今回の写真集もそうですけど、ABEMAの枠にとどまらないお仕事も積極的にお受けしていけたらと思っています。学生時代から、ワクワクする直感に従って飛びついてうまくいったことが多いので、今後もそういうものには全部食らいついていきたいなと思います。


――今後もどんどん幅が広がっていきそうですね。

西澤 ABEMAは何かひとつを極めるのは難しくて。数多くのチャンネルがあり、ジャンルも多数あって、今まで一度も触れたことがない分野を「来週お願い」と言われることもあるんです。だから、私は今までのスタイルを変えずに、依頼をいただいたものにできるだけ応えられるように、キャパを広げていきたいなと思っています。

――そうなるためにはやはり準備でしょうか。

西澤 勉強がつきものですね。アナウンサーになる前に「アナウンサーは出演が2割、準備が8割」と再三耳にしてきて。当時は「またまた~」と思っていたんですけど、今では本当だなと思います。全然華やかじゃないし、勉強もするし、今も次の海外での仕事に向けて勉強しないといけないと思っているところです。

――それでも、今の仕事への充実感がすごく伝わってきます。念願としていたアナウンサーというお仕事ができているからでしょうか。

西澤 そうですね。
今後も今のような働き方をしていけたらなとは思います。最初は「ABEMAにアナウンサーいるの?」と言われていたぐらいですけど、その時代を経て、まだ途中ですけど土台はできてきました。今はやりたいことをやっと形にできているという実感はあります。

――そうした中、今回は写真集に挑戦されましたが、どのような思いから決断されたのでしょうか。

西澤 これまでフォトエッセーをやらせていただいたり、ABEMAとは別でお仕事をさせていただたりしたんですけど、少し前にちょうど、また新しいことを始めたいなと漠然と思っていたんです。そのときにお声がけいただいたのがこの写真集で、だから挑戦しようと思いました。

――率直にどんなお気持ちでしたか。

西澤 嬉しかったです。仕事で韓国に行っているときに、アナウンス室長から連絡が入って。一緒にいたスタッフさんにもその場で相談したんですけど、もう韓国にいるときに私の心は決まっていました(笑)。

――どんな写真集にしたいと考えていましたか。

西澤 女性から見ても素敵だなと思ってもらえる写真集にしたかったんです。
だから、ふんわり柔らかめのカットを入れたり、ぱきっとしたカットを入れたり、社内の女性に意見をたくさんもらって作った一冊になっています。

――千鳥さんや周囲からリアクションはもらっていますか。

西澤 完成前で、まだちゃんと見せられていないんです。千鳥さんにも写真2枚くらいしか見せられていなくて。そのときの感想は「妹みたいな感覚で変な気持ち」みたいな感じでしたかね。仲のいいレインボーの池ちゃん(池田直人)には「西澤めちゃくちゃ頑張ったじゃん」と言ってもらえました。あとは、みんな面白がってくれています。

――今後この写真集を周りに配っていくと思いますが、どのような反応が嬉しいですか。

西澤 散々いじってもらったので、もういじらずに静かにそっと見てほしい(笑)。感想とかいらないかもしれません。(笑)

――近いお友達にもそっと見ていただきたいと。

西澤 友達に感想を言われても恥ずかしいじゃないですか。
友達だからきっと「めっちゃよかったよ」って言ってくれるでしょうし。だからそんな期待はしないです。

――特に見てほしい部分はどこになりますか。

西澤 それはさすがに…水着にはなりますかね(笑)。初の試みということで…!。

――ボディメイクなど努力もきっとされたことでしょう。

西澤 それが本当にできませんでした。食事制限をしようと思っても、私は深夜3時くらいまでいつも何か食べているタイプで。時間を気にせずラーメンも食べますし…なんでも食べる。そういう食生活なだけに、サラダだけの生活を試みても続けられず、2日で終わりました。ジムに行っても続かずやめてしまって…かろうじて、家でできるトレーニングだけやりました。

――それでも十分魅力的なプロポーションに仕上がっていると思います。


西澤 筋肉質ではあるのかもしれないです。元々バスケ部だったんですけど、いまだに当時の腹筋が残っていて。筋肉はつきやすいのかも。

――仕上がったものを見て満足されましたか。

西澤 想像以上に綺麗に撮っていただけて大満足です。

――気に入っているカットやお気に入りのか所はありますか。

西澤 体ですよね……そんなのあるのかな。うーん(笑)。

――お会いしてみて首がスラリと長いなという印象は受けました。

西澤 それは確かによく言われます。じゃあ、「首が長い」にしておきます(笑)。それがわかるカットも探してみてください。


――写真集に限らず、自分の気に入っている部分はありますか。

西澤 えー……まつ毛(笑)。大学時代は、つけまつげ全盛期で、糊を付けて貼るからどんどん抜けていっちゃうんです。だから下まつ毛がほぼなくなってしまっていたみたいで、父親に「下まつ毛どこ行ったんだ」とか言われていて。でも、大人になって美容液と育毛剤で育てたんです。そしたらすごい伸びて、サロンの人にも褒められるまつ毛になったんですよ。だから、そこはイチオシポイントとして書いておいてほしいです(笑)。

――逆に自分で気になったところはありましたか。

西澤 お尻はもっと鍛えようかな…という感じです(笑)。このままじゃ垂れる一方ですからね。たぶんやりませんが(笑)。

――満足いっていないんですね。

西澤 お尻は満足いっていないです。でもお尻って、鍛えるのが難しいんですよ。この写真集が決まって、まずお尻を鍛えなければと思ったんです。そのために自宅でトレーニングもしたんですけど、そんなものじゃ鍛えられなくて。姿勢矯正のサロンにも通ったんですけど、数回じゃ変わらず、みんな何をしているのか私が取材したいくらいです(笑)。

――では、最後に今回の写真集を自己採点するとしたらいかがでしょうか。

西澤 81点(笑)。やっぱりお尻が鍛えられなかった。そこですね。もっと努力しなきゃだめですね(笑)。

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