HKT48の3期生+ドラフト生が毎週一人ずつ登場する連載の第7週目。田中美久ちゃんインタビューの中編ではオーディションを受けたきっかけや、オーディションでのエピソードを語ってもらいました。
たなか・みく 2001年9月12日生まれ。熊本県出身。ニックネームは、みくりん。2013年8月、HKT48 3期生オーディションに合格。11月のひまわり組「パジャマドライブ」公演で初披露目の後、12月に研究生公演「脳内パラダイス」で劇場公演デビュー。2014年2月の「AKB48グループ大組閣祭り」でチームH昇格が発表された。 ──それでは、前編の続きのお話から。大島優子さんがきっかけで、AKB48に興味を持ち始めたんでしたね。 田中 はい。そのうちに篠田さんや板野さんが卒業して、寂しいなーと思ってたんですよ。そしたら、ママが「HKT48のオーディションあるよ。受けてみる?」って言って。
──それを聞いて、受けてみたいなって? 田中 そうですね。篠田さんや板野さんみたいに、次は美久がそんなふうになれたらいいなって思って。 ──小学生でそこまで考えてたとは! まぁ、ダンスを習ってた経験もあるしね。 田中 それはちっちゃい頃に1年くらいだけだったので、ほとんど覚えてないですけどね(笑)。 ──オーディションはどうでした? 田中 ダンスと歌の審査があったんですけど、ダンスのほうは全然踊れませんでしたね。「あー、これは落ちたな」って思いました。 ──歌のほうは? 田中 ケラケラさんの『スターラブレイション』を歌いました。歌いながら、その場で考えた振付もやって。 ──自信がなかったダンスのほうを挽回っていう感じですね。 田中 歌い終わった後に、審査員の方から「その踊りは練習してきたの?」って聞かれて「今、考えて踊りました」って答えたら「すごいねー」って。 ──それが合格の決め手だったのかも知れないですね。合格が決まった時の気持ちは? 田中 合格って聞いた時は「え、嘘!?」って思いました。
全然、実感がなかったですね。だんだん実感がわいてきたら、自分がやっていけるのかなあって不安になってきました。 ──でも、初お披露目の「パジャマドライブ」公演では、バックダンサーに選ばれました。ここ(取材をしていた会議室)で言われたんでしたっけ。 田中 あー、そうでしたね、ここです(笑)。バックダンサーに選ばれたことは本当にうれしかったですけど、それで喜んでちゃダメだなって思いました。せっかくいただいたチャンスを大事にして、もっと頑張らなきゃって。 ──大人ですねー。初お披露目の1カ月後には研究生の「脳内パラダイス」公演で、正式に劇場デビューしましたね。 田中 公演に最初から最後まで出るのは初めてだったので、どのくらい大変なのか分からなくて不安はありましたね。最後まで体力もつかなあって。 ──特にHKT48劇場のステージは、他のグループの劇場よりも広いですからねー。
田中 デベソっていうサブステージもあるので、お客さんとの距離が近くて緊張しましたね。初めのうちはお客さんと目が合うと、そらしちゃったりして。最近はだんだんと慣れてきましたけど。 ──では、さらに続きの話は後編でよろしくお願いします。  田中美久ちゃんインタビュー後編は7月25日(金)更新です。お楽しみに! ■HKT48 部屋っ子II Google+ https://plus.google.com/108970757420572548175/ (取材/文 青木孝司)
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