(4回連載の2回目)
【写真】ビジュアルもグッと洗練されてきた豆柴の大群、メンバーのソロ撮り下ろしカット【13点】
■テレビには映らなかった大切な『仲間の存在』
アイドルグループは基本的にオーディションによる寄せ集め集団である。育った環境も価値観も違う赤の他人が、どのようにして結束力を高めていったのか?
ハナエ やっぱり大きかったのはアイカのスパイ事件でしょうね。あの一件があったあと、すぐ5人で話し合ったんです。「やっぱりこの5人がいいよね」って。その場面はオンエアされなかったんですけど。
ナオ アイカに対して「スパイ行為なんて卑怯な真似を……」という気持ちは一切なかったです。あれが他の子だったとしても、やっぱり同じようにしていたと思いますし。むしろアイカはかわいそうだなというのが共通の意見でしたね。
ハナエ それでも最初はメンバーの見ている方向が違う部分があったと思うんですよ。だけど私たちは出るたびに容赦なく叩かれたから、そこで「なにくそ!」って絆を深めていった部分は大きいと思います。
ミユキ 最初は「スパイ行為をさせるクロちゃん憎し!」でまとまり、次に「バッシングする人たちを見返してやる!」とまとまった。
ハナエ 私はこのグループに入る前、WACKの研究生だったんです。ただ研究生ってデビューを目指す立場だから、どうしても「仲間」というよりは「ライバル」という意識の方が先にくるんですね。だから周りのメンバーと協力して上を目指すというのが今は新鮮。前は周りの子が褒められたら、それだけで悔しかったんです。先に昇格されちゃうんじゃないかって焦りますからね。だけど今は周りのメンバーが褒められると誇らしい気持ち。本当の意味で仲間ができたんだなと思います。
カエデ 今は生活の中心が豆柴の大群なんです。だから何をするときでも常に豆柴のことが頭にある状態。ある意味、この5人は家族よりも近い存在かもしれません。
ナオ コロナでライブこそできなかったけど、その代わりアルバムを作ったり、練習したりと忙しくしていたんです。
アイカ 家にいるときもリモートのお仕事が結構入っていたし、なんだかもうずっと一緒にいる気がする。まだ結成して1年というのが逆に信じられないくらいです。
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▽豆柴の大群 Major 1st Album『まめジャー!』
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