新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は16日、アニメLIVEチャンネルにて『声優と夜あそび 木【浪川大輔×細谷佳正】#9』を放送した。
本放送では、「声優の知らない世界2022」と題したコーナーを実施。
“復縁業者”の仕事について、復縁までのシナリオを考え、工作員がタッゲートに接触し、復縁のお膳立てをしていると語った望月氏。ターゲットの身辺調査をしたり、工作員がターゲットに接触するため、勤めている職場にバイトとして潜入したり、危険な場面で依頼人がターゲットを助けるなどのドラマのような演出をしたりもしているという復縁業者の世界に細谷は「そんなこともするんですね!?」「すごいなぁ!物語作っちゃうわけでしょ!?」と大興奮。浪川も「ドキドキする!今日の生放送」と目を輝かせながら耳を傾けた。
さらに、復縁へのアプローチでは、依頼者とターゲットが交際していたシチュエーションに近い恋愛相談を持ちかけ、信頼関係を築いたり、別れた原因を探るという心理学を使った手法が解説され、2人は「自己開示を最初にして…すごい上手ですね」「なるほどね……」と絶句。すっかり興味津々の2人は、その後も「工作員のことを好きになってしまったら?」「ターゲットに既に良い相手がいたら?」などと質問を連発。
「(好きになってしまったことは)ありますけど、事前に予測しています。依頼人様にもそのリスクを伝えた上で選んでいる手法がほどんどです」「復縁は、新しい相手が依頼人さんと天秤に乗っている状況(新しい相手とまだ付き合っているだけの段階)であれば可能性があります」と語る望月氏に、細谷は「ダークな部分に惹かれてしまいますね」と関心を寄せた。
そして、コーナーの後半には、実際に作戦を実行している工作員の方もモザイクで登場。
望月氏に「ちょっと待って!?バレないんですか?」「おかしいやん!もっと緻密な作戦を組んでいる方って印象でしたよ!?」とツッコミを入れると、望月氏から「緻密に考えてのソフトクリームです」「依頼人さんとターゲットの過去で似たようなことがあったので。相手がそういったトラブルに動じない、逆に心配してくれるような方なのが前提です」と作戦の意図が解説され、結局成功したというその作戦に、細谷は「そこも心理学なんだ~エグい!」と驚きの声。ほかにも、感情移入はしない、ターゲットの一番の理解者になってあげる、馬が合わない相手にも一つの役だと思って関係を築くなど、工作員としての心得や裏側が語られ、たっぷりと “復縁業者”という世界を学んだ2人は、「世の中知らないお仕事いっぱいあるんだなって思いましたね。ドキドキした本当に」「面白かったですね」と振り返っていた。
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