なかやまきんに君、藤原紀香と十八番の「パワー！」披露

女優の藤原紀香とお笑いタレントのなかやまきんに君が16日、「明治メイバランスMICHITAS（ミチタス）誕生記念PRイベント」に登壇し、健康や美の維持の秘訣を話した。

２人は、ジューススタンドのスタジオセットに合わせた店員風のエプロン姿で登場。初の共演について、きんに君は「紀香さんの姿勢の良さ、手足の長さはボディビルをするとかっこいい体になるだろうな、という第一印象」、藤原は「普段から、運動生理学を勉強されているきんに君に会えるのを楽しみにしていた」と互いの印象を伝えた。

「ミチタス」は、これまで明治が培った食と栄養の知見を活かし、健康な人の食生活を応援する新ブランドとして生まれた。きんに君は商品にバランスよく含まれた6大栄養素のなかでもたんぱく質に注目する。

「高価な乳製たんぱく質のなかで、品質の高いホエイプロテインアイソレートが９グラムも入っているのに驚いた。しかも、おいしいのにカロリーが低い」ときんに君が熱弁すると「すごく勉強になった」と藤原。一方で「ミネラルやビタミン、食物繊維を食事で網羅するのは大変。そこが考えられているのはうれしい」と商品を絶賛した。



食以外で健康のために取り入れていることは、との質問には、藤原は「体を温めること」と答える。近年には温活士と温活指導士の資格を取得し、その知識を生活に生かしているという。きんに君は「ズバリ、睡眠。細胞をしっかりと回復させるために」と回答。続いて「でもお笑いの細胞はずっと睡眠のまま」と自虐し、会場に笑いを誘った。

「ミチタス」開発の背景には、平均寿命が年々のびている社会状況もある。そこで“人生100年時代”の目標を司会者が尋ねると、藤原は、先日訪れた鹿児島県徳之島での体験を話した。島では元気に暮らす高齢者が多く、感銘を受けたという。「笑顔にあふれて穏やかで。人生の先輩方から力をもらった。こんなおじいちゃん、おばあちゃんになっていたいなと思った」「日々、食生活や運動などに心がけ、家族ともども長生きしたい」と藤原は語った。



一方のきんに君は「デビューして20年以上経つが、基本的に『パワー』とか『ヤー』とかしか言っていない。まずは10年後も元気よく『パワー』と言える状態にいたい。あとは100歳になってもトレーニングを続けてボディービル競技の大会に挑戦するような自分でいたい」と意欲を見せた。



「パワー」は、きんに君の十八番のギャグ。イベントの最後には２人で見事な「パワー」を披露したが、その後の囲み取材では藤原からこんな発言が飛び出した。「（『パワー』は）うちでよくやっています。夫と一緒に『きんに君さん、面白いね』って」。歌舞伎俳優・片岡愛之助と藤原のお茶目なエピソードに、会場からは驚きの声が上がった。