株式会社大黒屋は、大黒屋の持つAI技術を用いて、ECサイト内のブランド品の出品内容を大量に自動で判断、買取することが可能となった。

5月26日より新たに導入したAIシステムにより、ECサイト内に出品されているブランド品に対して、1日あたり最大10万件の自動買取オファーが可能に。


今までは人力で査定していたものを、自動化することで査定効率が大幅に上がり、買取数を向上できることが判明。そこで、今回の結果を踏まえ、今後、大黒屋は各ECサイトやプラットフォーマーと共同で更なるマーケティング方針を協議し、実行に移していくという。

大黒屋、AIシステム導入で大量の自動買取オファーを実現


大黒屋では、新サービスとして、ECサイトに出品されたブランド品等に対して、大黒屋による査定金額をベースにした買取価格を提示し、出品者がその価格での売却を希望する場合、通常のECサイトでの取引と同様に商品を発送し、ECサイト側で商品を受け取り、問題がないことを確認した後に買取が成立する新サービスを提供している。

今回のアップデートにより、本サービスを通じて、ますます取引量の加速を目指すとのこと。なお、3日間のテスト期間では、最大24.3%の承諾率、最大9.6万円の買取単価、合計7,600万円の買取総額に至っており、技術上は最大10万件(1日当たり)までオファー可能ということだ。今後、複数プラットフォームと段階的にオファーを増やし、早期に1億円(1日当たり)の買取を目指していく。
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