片岡愛之助、明治座『忠臣蔵』を小室哲哉と観劇報告＆感動　

歌舞伎俳優の片岡愛之助が28日、オフィシャルブログを更新。明治座で上演中の舞台『忠臣蔵』を観劇したことを報告し、作品への熱い思いや共演者・関係者への敬意、さらに妻で女優の藤原紀香との“不思議な夫婦の縁”についても明かした。

この日、愛之助は「明治座さんの「忠臣蔵」へ」と題してブログを更新すると絵文字を交えながら「今日は明治座さんの『忠臣蔵』拝見して来ました」と報告。歌舞伎でも“三大名作”の一つとして知られる『忠臣蔵』について「『西遊記』でもお世話になりました堤幸彦監督の忠臣蔵がとても楽しみで、十二月を過ごしてました」と観劇前から強い期待を寄せていたことを明かした。

舞台については「LEDの背景がとても時代な感じで、ならではの心打たれるセリフの数々！」と演出面を絶賛。主演の上川隆也について「上川隆也さんが素晴らしいのはもちろん」と称賛しつつ、吉良上野介役を務めた高橋克典についても「吉良役の克典さんが素晴らしかったです。吉良様ってこう言う方だったのかもと思いました。炭小屋が成る程でした！」とその存在感と演技に深く感銘を受けた様子をつづった。

また、藤岡真威人については「西遊記で一緒でしたが、その成長振りにも涙です！」と共演経験を振り返りながら成長を喜んだ。日付が変わったタイミングで藤岡の誕生日を祝福し「真威人君お誕生日おめでとう」「とてもパワー頂けました」と温かい言葉も添えている。

さらに、明治座東京公演が千穐楽を迎えたことに触れ「皆様お疲れ様でした！」と労いのメッセージを送った上で、今後の公演スケジュールについても紹介。来年１月には名古屋・御園座、大阪・梅田芸術劇場での上演が控えていることを伝えた。

自身については「因みに私は大阪松竹座で１/7～25まで 忠臣蔵の大石内蔵助歌舞伎では大星由良之助を勤めさせて頂いてます。」と説明。さらに、妻・藤原紀香が名古屋・御園座で同じく堤幸彦監督演出の『忠臣蔵』に出演し、上川隆也演じる蔵之助の妻・りく役を務めることを明かし「私が大阪松竹座で旦那役の由良之助と、場所は違えど夫婦役 面白いねと話してました」と夫婦で同時期に同じ作品世界を演じる“縁”を述べた。

最後には「大阪梅田芸術劇場で「忠臣蔵」をご覧になられたら是非歌舞伎の忠臣蔵、一力茶屋の場だけですが観てくださいませ。逆もしかりです」と呼びかけ、藤原の控室前で撮影した音楽プロデューサーの小室哲哉との２ショットとともに「今日も小室哲哉さんと拝見してました」と触れつつ「明治座千穐楽おめでとう御座います」と改めて祝福の言葉でブログを締めくくった。

この投稿にファンからは「愛之助さんの忠臣蔵愛が伝わってきます」「ご夫婦で同じ忠臣蔵に関わっているなんて素敵」「歌舞伎と演劇、両方観たくなりました」「観劇レポが分かりやすくてありがたい」といった声が寄せられている。