5月16日より全国展開がスタートする新ブランド「雪肌精 BLUE」。前編の記事ではブランド誕生の背景やおすすめのアイテムについて伺いました。


後編の記事では、「雪肌精 BLUE」がカウンセリングや商品を通してユーザーに伝えたいことを、ブランドマネージャーの塩島瞳さんにさらに詳しく聞いていきます。

▼前編の記事はこちらから
https://news.mynavi.jp/woman/article/20250516-3321524/

○健康で美しい肌や心を一緒に見つけていくカウンセリング

――「雪肌精 BLUE」の製品の中で、タイプ別に選べるオイル美容液に目を引かれたのですが、こちらのアイテムについて詳しく教えてください。

塩島さん(以下、敬称略):3種類のオイルは、ぱっと見た時にキーアイテムと分かるように色を変えています。東洋の考え方に着想を得て、美しい肌を構成する要素を「気・彩・水」とさせていただき、この3つが過不足なくスムーズに巡ることで、肌が自ら美しくなろうとする力を高めることに繋がります。

気はハリツヤの不足、彩は明るさや透明感の不足、水はうるおいの不足と、3つのバランスが崩れてしまうと様々な肌悩みに繋がってしまうんです。この3つのタイプの中でも特にうまく回ってないものを体質チェックのアプリやカウンセリングを通して、今のお客様に合ったオイルを紹介しています。

気タイプの「雪肌精 BLUE バウンス バランシング オイル」は、気が不足している人は乾燥とかハリ不足になりやすいので、そういったところに注力して作り込みました。また、共通の香りに天然の精油であるオリバナムとゲットウヨウの香りを高めてブレンドし、気持ちに働きかける要素を強くしています。

彩タイプの「雪肌精 BLUE ライブリー バランシング オイル」は、肌のくすみ(※1)やごわつきが気になる人におすすめで、簡単なマッサージができるように少し厚みがあるテクスチャーになっています。

水タイプの「雪肌精 BLUE ハイドロ バランシング オイル」は、うるおいが不足している人に向けた2層式のオイルです。本当にオイルかなと思うぐらいのみずみずしいテクスチャーで、オイルが苦手な方にもおすすめでき、季節問わずに朝もお使いいただけるようなオイルになっています。

店頭ではカウンセリングの中で体質チェックをさせていただいて、この3つのオイルをご紹介させていただくところから始まります。


――自分はどのタイプになるんだろうって気になります。

塩島:国内から海外まで「雪肌精 BLUE」の教育に行った際に、販売職のスタッフに体質チェックをしてもらって、どのタイプだったか手を挙げてもらったところ、おもしろいことに偏りがなかったんですよ。もちろん、その時の会場のバランスにもよりますけど、どれかのタイプに誰もいないなんてことはなくて、必ず「気・彩・水」3タイプの人がいらっしゃいました。自分がどのタイプなのかぜひ試してみてください。

――美容オイルは導入、美容液、フタをする目的などいろいろな使い方がありますが、「雪肌精 BLUE」のオイルとして推奨する使い方を教えてください。

塩島:「雪肌精 BLUE」の場合は、「雪肌精 BLUE ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド」の後、「雪肌精 BLUE スムース ハイドレイティング クリーム」の前にお使いいただくことを推奨しています。

おすすめの使い方としては、体質チェックを経て選んでいただいている商品でもあるので、自分の体質で滞っている部分を意識しながら使っていただくこと。オイルを使う時が、自分のライフスタイルや体質の見直しができる時間になるかと思うので、自分のタイプはこれだったと思い出していただいて、それを振り返る使い方がすごくおすすめです。

店頭の化粧品カウンターに行って帰ってきた日って、一番モチベーションが高いけれど、次の日から徐々に記憶とやる気が下がっていくから、そこを少しでも保てると良いなって思っているんですよね。このオイルを使うことで、カウンターでのやり取りを思い出していただきたくて。やっぱり根本からケアしていくには、ただ塗っているだけだと良くならないので、思い出しながら見直していくことが大事だと思います。

私は「雪肌精 BLUE」のアドバイザリーに入っていただいている先生にみていただいた時に、先生から四六時中、氷入りのものを飲まないようにって言われるんです。
特に女性は冷えるからダメと分かってはいますけど、暑くなってくるとアイスも食べたいですし、氷入りの飲み物も飲みたいと思って。飲むは飲むんですけど、そのたびに先生の顔がちらつくんです(笑)。

そうすると、氷入りでなくても良い時には、常温の水を選べたりするんですよね。だから、意識が残っていることはすごく大切で。忙しい時はできない日もあって良いんです。自分にとって追い込まないことが大事だから。できない時はできない、できる時はちょっとでもその選択肢を思い出して、少しずつ自分のライフスタイルやケアの仕方、気持ちの持ち方を見直していって、自分自身に振り返る時間を作っていけると良いなと思っています。

――「雪肌精 BLUE」はカウンターでのカウンセリングを大切にするブランドなんですね。具体的にどのようなことをするのか教えてください。

塩島:「雪肌精 BLUE」のカウンセリングでは、肌だけではなくお客様のライフスタイルから整えていきたいという思いがあるので、専門家に監修いただきながら「Find Balance」というカウンセリングアプリを作って、お客様一人一人のコンディションを気が付いてないところまで深掘りしていきます。

単純に「最近、肌の調子が悪い」っていう時も、実は仕事が忙しくて寝不足だったり、食生活が乱れていたりと、意外と肌があれたり乾燥する要因は人それぞれ。肌あれの要因は生活習慣など、深いところにあったりするので、日々の過ごし方などについて深掘りしながらお話を聞かせていただくことで、体質や肌質を細かく分析して、お客様自身に知っていただくことがまず大事だと考えています。


一人ひとりと寄り添ってカウンセリングアプリを使って一緒に考えながら、しっかりと振り返っていただいて、ルーティーンの見直しなども提案できるところが「雪肌精 BLUE」のポイントです。

あとは、商品紹介だけでなく、その使用方法や簡単なツボ押し、それから季節のご提案などのライフスタイルも含めて、お客様と一緒に健康で美しい肌や心を見つけていくというところが、カウンセリングの大きな特徴になっています。

だからこそ、先行して発売している海外のお客様からは、納得感がすごく高いという声をいただいています。水分が少ない、油分が少ないという結果だけではなく、どうしてそうなってしまっているのか原因を一緒に探っていくことが大切なんですよね。

「タオルでゴシゴシ肌を擦っていたな」とか、「忙しくてちゃんと化粧を落としていなかったな」とか、自分自身で振り返って、「これがいけなかったんだ」っていう気付きから日々のスキンケア習慣を一緒により良くしていけるので、納得感を持ってポジティブに紹介された商品を捉えて使うことができると聞いています。

○スキンケアを“しなきゃ”から“深呼吸をする、自分のための時間”に

――働いて、家事もして、さらにプライベートも充実させようとすると、スキンケアをパパっと終わらせがちになってしまう人も多いと思います。そんな方に向けて「雪肌精 BLUE」が提案したいことを教えてください。

塩島:私もそうだからすごく分かるんです。だから、そういう時にしっかり丁寧にやってくださいねって言うつもりは全く無くて。私も子育てしながら働いているので、何もできない日もありますし、皆さんもそうかなと思うんですよね。一生懸命働いていたり、家事もプライベートも忙しかったりとかすると、「スキンケアができたらはなまる!」になると思います。

だからといって使うアイテムを減らすのも難しいですよね。
だからこそ、なんとなく意識を持つことが大切だと思います。

ちょっと話が逸れてしまうのですが、以前、美容院で雑誌を読んでいた時に、「ストレスがかかりやすいのは、ただ忙しいだけでなく、自分のために使ってない時間」って書いてあって、「たしかに!」って思ったんですよ。

――思い当たる節がたくさんあります……。

塩島:そうですよね。「忙しくて時間が取れません」となった時に、どうにかして「この時間は自分のためになる」と思考を変換すると、意外と脳って単純だから、「これをすることで私のためになっているんだ」と思い込んで、ストレスが溜まりにくくなるらしいんです。

「雪肌精 BLUE」もそうで、「肌が乾燥するからスキンケアをしなきゃ」という考えを、一日の終わりに30秒でも良いから自分の時間を作ってあげる、と発想を切り替えていただけると、多少パパっとスキンケアを済ませたとしても、充実した時間になると思います。

「短くても良いから、スキンケアしてください」と強制するのではなく、「雪肌精 BLUEを使って、自分に向き合う時間を寝る前に30秒だけでも作ってあげてください」と提案できると良いなと思っています。

――自分のためと変換して、「雪肌精 BLUE」でスキンケアをすることでポジティブになれますし、自分を褒めてあげているって思えますね。

塩島:深呼吸をするためだけの時間と思っていただきたいですね。もちろん、塗れば保湿効果は十分なので、塗らなきゃとか、スキンケアしなきゃとか、そういったしんどい気持ちから少し切り替えられると良いなと思います。朝起きて、ヨガできれば良いんですけど、そういう日ばかりじゃないから(笑)。朝早くから仕事が入って夜遅かったりとかすると、スキンケアせずにもう寝たいってなるけど、一日の最後の自分の時間だと思ってほしいですね。


――発想の切り替えだけで、自分へのご褒美になりますね。最後に、忙しく過ごす女性に向けて、「雪肌精 BLUE」を使ったおすすめのお手入れ方法を教えてください。

塩島:忙しく過ごすからこそ、肌の調子が整わないとパフォーマンスに影響することもあると思いますので、時間がある時は導入美白美容液からクリームまでのラインアップを使っていただくのが一番ではあります。

ただ、時間が無い場合は、化粧水と乳液が1本になっている「雪肌精 BLUE ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド」とクリームの「雪肌精 BLUE スムース ハイドレイティング クリーム」で終わらせるだけでも、何品も重ねたような仕上がりになるので、2品だけでもかなり充実感が得られるかなと思います。

――普段から「〇〇をしなきゃ」と思いがちだったのですが、発想の切り替えはスキンケアのみならず、日常生活でも取り入れられて自分にやさしくなれるすてきな考え方ですね。ありがとうございました!

(※1)乾燥による

(協力:コーセー、取材・文:吉川夏澄、写真:三浦晃一、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
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