自分の考えを書き出すジャーナリングが流行っているけれど、いざ紙とペンを前にしても何を書けばいいか分からない……そこでジャーナリングをあきらめてしまう人も多いのではないでしょうか。

自分が心の奥底に何を抱えているのかを明らかにするには、段階を踏んでいくことも大切。
自分の考えを掘り下げるのに便利なアイテムとして、5月12日に「SEKIRARA for self-care」が発売されました。
○「自分らしさが大切」とはいうけど、「自分らしさ」って何? を解消する

これまで他者とのコミュニケーションツールとしての商品を展開していたセキララカード。カードをめくると短い質問が書いてあり、それをテーマに話すだけという手軽さが受け、これまでに4種発売されたカードの累計販売個数は1万個以上に上ります。

今回発売された「SEKIRARA for self-care」は、対話の相手が自分自身となるカード。「大きな決断をするときに大切にしていることは?」「これまでに言われてうれしかった褒め言葉は?」など、自分自身の経験や考えを引き出す50の質問が書かれています。

近年、若年層を中心にメンタルヘルスへの関心度が高まっており、国内での検索数は過去5年で210%伸長。Z世代を対象にした調査では「自分らしさを重視したい」という風潮が読み取れるなど社会的に「自分らしさ」が大切であると認識されていることが分かりますが、一方で「自分らしさ」という言葉が一人歩きしている現状も。

そこで今回セキララカードではカードの質問に答えるだけで自己対話ができるカードを開発。セルフケアの第一歩として活用してほしいと、代表の藤原紗耶氏は語ります。
○科学的根拠に基づき、手軽かつ安全に内省を促す

「SEKIRARA for self-care」では、奈良女子大学研究院生活環境科学系専任講師の岡田玖美子氏監修のもと、心理学とコーチング理論に基づいて質問を厳選。効果的に自己探求を促し、深い内省を引き出します。

カードタイプによる手軽さが最大の魅力で、「何から始めたらいいか分からない」というお悩みを解消。
バッグに入れて持ち運べるので外出先の隙間時間にも使うことができます。

おすすめの使用シーンは、まずは朝。目覚めてすぐにカードを1枚引き、その日の自分を観察するなど、一日のスタートを整えるルーティンをつくることができます。

ゆっくり考えたい人は夜のリラックスタイムに使ってみてはいかがでしょうか。一日の終わりに1枚引き、その日の出来事や感情を振り返ることができます。

マイナビウーマン編集部のおすすめは、一人旅行に持っていくこと。忙しい日々からいったん離れ、自分と向き合う時間をつくることができるはずですよ。

カードさえあればすぐに自己との対話ができますが、紙とペンを用意してノートに自分の考えを書き出すことで、後から自分の状態を振り返ることもできます。デジタルデバイスの電源はオフにして、改めて自分と向き合うための時間をつくってみてはいかがでしょうか?
○繰り返し使って自分の変化をチェックするツールに

「SEKIRARA for self-care」には50個の質問が用意されていますが、一通り回答したら終わり、とはならないところもこのプロダクトのおもしろいところです。

その時の自分の状態が回答に色濃く反映されるので、同じ質問もタイミングによって回答が変わってくるはず。自分が考える人生の節目ごとにやってみたり、半年~一年のスパンなどで回答し直したり……自分の状態をチェックする意味も込めて、ぜひ何度も使ってみてください。

代表の藤原氏によると、1回で引く枚数は5枚程度までにするのがおすすめだそう。
一度にたくさん答えようとすると回答が浅くなってしまうこともあるため、一つひとつの回答をじっくり考えることを大切にしてほしいとのことでした。

「SEKIRARA for self-care」はオンラインで購入可能。自分と対話するツールとして、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

SEKIRARA for self-care 2,980円
https://sekiraracard.com/

(取材・文:マイナビウーマン編集部)
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