9月26日公開の映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』の新場面写真が公開された。

同作は、2021年にNHKで放送されたオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の劇場版。
鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には犬に見えている)、しかもその着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定となっている。

今回公開された写真は、"犬の着ぐるみのおじさん"に扮装したオダギリジョーが、ぐうたらな姿で横たわるカット。オリバーは数々の難事件を解決に導いた伝説の警察犬・ルドルフの子供と格式高い血筋を引いているものの、一平には、オリバーの姿が着ぐるみのおじさんに見えているだけでなく、"口が悪くてやる気がない"、"酒と煙草と女好き"の欲望まみれで"慢性鼻炎"という、優秀とはあまりにもかけ離れた"ポンコツ"な姿に映っている。

【編集部MEMO】

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』は、脚本、演出、編集を手掛けたオダギリジョーが温め続けてきたオリジナル企画を基に制作されており、鑑識課警察犬係に所属する警察官と、彼の相棒である警察犬のオリバーが次々と発生する不可解な事件に挑んでいく姿を描いている。2021年にNHK総合の「ドラマ10」枠で放送が始まり、2022年にはシーズン2が制作、放送された。「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2008」のドラマ賞「東京ドラマアウォード」で、2022年に単発ドラマ部門作品賞グランプリを獲得している。
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