米Googleは8月25日(現地時間)、AIを活用したノート作成・リサーチ支援ツール「NotebookLM」の新機能「動画解説」の対応言語を日本語を含む80以上の言語に拡大させた。また、「音声解説」機能が対応する80以上の言語において、full-length(完全版)で作成されるようになった。
「動画解説」は7月に追加された機能で、情報ソースから画像、図式、引用、数値などを取り込み、スライド形式のナレーション付きプレゼンテーションを生成する機能である。複雑な内容を視覚化してわかりやすく解説したり、深く掘り下げるのに役立つ。同機能は追加されてからこれまで、対応言語が英語のみとなっていた。
「音声解説」は、ユーザーがアップロードした情報ソースから、2人のバーチャルホストによる会話形式の要約コンテンツを生成する機能である。これまで英語以外の言語では、 内容の要点をまとめるshort-form(ハイライト版)が作成されていたが、英語同様にfull-length(完全版)によるより詳細で体系的な音声コンテンツの生成が可能となる。例えば、複数の資料をアップロードしている場合、それらを横断して情報を統合した、より深くつながりのある議論を聴けるようになる。なお、短い時間でハイライト版を生成するオプションも提供される。このアップデートは25日から約1週間をかけて展開される。