女優の渡辺えりが26日、都内で行われた舞台『また本日も休診 山医者のうた』の製作発表会見に、柄本明江口のりこ佐藤B作笹野高史と共に登壇した。

那須高原の山奥にある診療所で、医師・見川鯛山が村人たちと繰り広げる日常を描いた『田舎医者』シリーズ。
作者である見川鯛山が実際に体験した出来事をもとに、豊かな自然と人間の営みを描いた本作が、2021年上演の『本日も休診』から装いも新たに、2度目の舞台化を果たす。

主人公・見川鯛山役を演じるのは柄本明。そして、鯛山を尻に敷きつつ明るく支える妻・テル子役を渡辺えり、一人暮らしの村人・阿久津民代役を江口のりこ、鯛山の悪友である村の大工・六役を佐藤B作、口が悪く正義感が強い警官・茶畠巡査役を笹野高史が演じる。

渡辺は、「周りにすごく個性的な皆さんがいるんです。私はあまり何もせず、美人風を装ってやるような役なのかなと台本を読ませていただいて思いました」と妻・テル子役への解釈を説明。「柄本さんといろいろコンビを組んで夫婦役をやらせていただいて、柄本さんの色っぽいところも知っているので、きちっと見守って受け入れて、言うところは言うという奥さんで、美人な感じで今回やってみようかなと思っています」と意気込むと、柄本、佐藤、笹野はニヤニヤした表情を見せていた。
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