俳優の二宮和也と小松菜奈が出演する映画『8番出口』(8月29日公開)が、9月17日から26日まで韓国・釜山で開催される第30回釜山国際映画祭のミッドナイト・パッション部門へ出品されることが明らかになった。
『8番出口』は、2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏が制作し、累計170万ダウンロード超のヒットを記録したゲーム『8番出口』を実写化した作品。
この度、本作が、9月17日から26日まで韓国・釜山で開催される第30回釜山国際映画祭のミッドナイト・パッション部門へ出品されることが明らかになった。ミッドナイト・パッション部門では、スリラー、ホラー、アクション、ダークファンタジーなど、ジャンルの垣根を超え、挑戦する作品がラインナップされ、オールナイトで上映が行われる。
○日本人俳優として初めて人気プログラム「アクターズハウス」にも登場
また、毎年完売必至の人気プログラム「アクターズハウス」に二宮が日本人俳優として初登壇することも発表された。「アクターズハウス」は、演技力だけでなく、スクリーン内外で際立つスター性を放ち、高い評価を得ている俳優にスポットをあて、俳優自身の魅力に迫るトークプログラム。同映画祭のディレクターは二宮の 選出理由として「20年以上にわたりマルチ・エンターテイナーの第一線で活躍され、日本の大衆文化や映画界に深い足跡を残してこられた二宮和也さんは、まさにその招待にふさわしい存在であり、『これ以上に素晴らしいゲストはいない』と思いました。キラキラと輝くアイドルスター"ニノ"さんを長年応援してきたファンの皆さまにとっても、また、その清いお顔から恐るべき演技者のまなざしを見つけ出した観客にとっても、今年の『Actors' House(アクターズハウス)』は特別な意味を持つ機会となることを、心から期待しています」とコメントを寄せている。
(C)2025 映画「8 番出口」製作委員会
【編集部MEMO】
本作で脚本も手がける川村元気監督は、『電車男』『デトロイト・メタル・シティ』、『告白』、『悪人』、『君の名は。』などのプロデューサーとしても知られる。初監督作である『百花』では、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて、日本人初となる最優秀監督賞を受賞している。