俳優の神尾楓珠と醍醐虎汰朗が、映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(9月5日公開)に出演することが3日、明らかになった。

前作から引き続き物語の軸を担う主人公・森崎明日香役の橋本環奈と、伊勢高広役の眞栄田郷敦、そしてスケールアップした新たな“カラダ探し”に挑むこととなる櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明というキャスト陣が集った同作。


今回、追加キャストとして、前作にも出演していた神尾と醍醐が出演することが決定。前作で明日香、高広らとともに深夜の学校で“カラダ探し”に挑んだ清宮篤史(神尾)と浦西翔太(醍醐)がシリーズに再登場する。

篤史(神尾)は高広と親友で、前作中では当初引きこもり気味だったものの、仲間たちと“カラダ探し”に巻き込まれるうちに次第に打ち解け、死のループから抜け出すため大きな活躍を見せたキャラクター。最新作で再び共演を果たすことになった眞栄田は、「めちゃくちゃ久しぶりに楓珠君と会ったんですけど、朝『おはよう!』という挨拶だけで、何かもう大丈夫そうだなと、そういう雰囲気を感じました」と、前作で親友役を演じた信頼関係や絆を、短いやり取りの中でも強く実感したことを明かす。

そして、翔太(醍醐)は、根暗なオタク気質な性格ながら、少しずつ“カラダ探し”メンバーのムードメーカー的存在となっていくキャラクター。鈴木は“先輩”にあたる醍醐との共演を振り返り、「(自身が演じた大和は)前作の中だとコタ君(醍醐)みたいな感じだろうなというイメージを持っていました。5年程前に共演して以来だったんですが、撮影の前に久々に会って一緒に温泉に行ったりしたんですが、本当に何か先輩後輩の関係性みたいなのがありながら撮影できたので楽しかったです」と語った。

改めて、神尾と醍醐の出演に対して、声を揃えて「嬉しいよね!」と語る橋本と眞栄田。橋本は「前作を観てくださった方がたくさんいらっしゃって、続編があるような終わり方だったので、本当に楽しみにしてくださってる方がいると思う。特にその方々には“サプライズ”的な感じで、こうやって楓珠とか虎汰朗とかが出てきてくれると本当に盛り上がると思う」と、大ヒットした前作を共に引っ張ったキャスト陣と、またともに最新作を盛り上げることができる喜びを噛み締めた。

【編集部MEMO】
前作に続いてメガホンをとる羽住英一郎は、『踊る大捜査線』シリーズのチーフ助監督をTV版から劇場版第1作まで務め、劇場版第2作ではセカンドユニット監督を担当した。映画監督デビューは2024年の『海猿 ウミザル』。
同作は、主要キャストを同じくして連続TVドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』として放映。2006年には第2作『LIMIT OF LOVE 海猿』が、2010年には完結編となる『THE LAST MESSAGE-海猿』が公開された。羽住監督は、2010年、北九州市文化大使に任命されており、『カラダ探し THE LAST NIGHT』の前作となる『カラダ探し』も、北九州市にてオールロケが敢行されている。
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