日本製鉄は9月2日、経済広報センターが実施する「教員の民間企業研修」に参画し、2025年度は全国3製鉄所6製造拠点で計81人の教員を受け入れたと発表した。
○研修の概要
この研修は、小・中学校などの教員に同社の企業活動への理解を深めてもらい、今後の教育活動に活かしてもらうことを目的としたもの。
2025年度の研修は、7月28日の九州製鉄所大分地区(24人)を皮切りに、九州製鉄所八幡地区(6人)、瀬戸内製鉄所広畑地区・堺地区(10人)、東日本製鉄所君津地区(24人)、東日本製鉄所鹿島地区(17人)で実施された。
各拠点では、生産ラインの見学や安全衛生に関する考え方の紹介、VRを活用した安全教育を体験。さらに、カーボンニュートラルへの取り組みやリサイクルを含めた鉄のライフサイクル上の優位性について学び、活発な意見交換も行われたという。