富士通、1FINITY、米Arrcusは9月3日、AIを支える次世代インフラ事業を強化し日本およびグローバル市場へ革新的なネットワークソリューションを提供するため、戦略的パートナーシップに関する契約を締結したことを発表した。
○パートナーシップの背景

AIの社会実装とサービスの高度化に伴って、AIに関連するデータトラヒックが飛躍的に増加している。
その中で、求められるインフラストラクチャの傾向としてデータセンター、クラウド、5G・6Gネットワーク、エッジ環境を横断して接続できるネットワークのニーズが高まっている。

Arrcusはインターネットの基盤として幅広く使われているEthernet(イーサネット)技術をベースに、ルーティングとスイッチングのためのプラットフォームを開発し、ネットワーク事業者やエンタープライズ企業のニーズに対応するネットワークソフトウェアを提供している。

Arrcusが開発したネットワークOSソフトウェアは、データセンター内のクラスタからエッジ、複数のクラウドサービスを組み合わせて利用するマルチクラウド環境まで、全て同一のネットワークOSソフトウェアで動作させられるため、導入期間の短縮や一元的な運用管理を可能とする。

.
編集部おすすめ