佐藤健が主演と共同エグゼクティブプロデューサーを務めたNetflixシリーズ『グラスハート』(配信中)で、劇中の4人組バンド「TENBLANK(テンブランク)」を演じた佐藤、宮崎優、町田啓太、志尊淳が6日、さいたまスーパーアリーナで開催された「第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER」(TGC)にシークレットゲストとして登場。出演後に、報道陣の取材に応じた。
埼玉県出身の佐藤は、地元でのTGC出演となり、「さいたま新都心駅ができたのは、確か僕が小学校くらいの時です。それで、中学校の時は新都心駅でブレイクダンスの練習をしに来ていました」と当時を懐かしみ、4人でのランウェイについて「ちょっと顔が難しかった。どういう顔をして歩いたらいいのか。モデルさんってすごいなと思いました」と語った。
志尊以外の3人は、急遽、3日前に出演することになったという。事前に準備をしたかと尋ねられると、宮崎は「昨日、佐藤さんとウォーキングのレッスンを受けて、みっちり1、2時間くらい練習して、舞台袖でも4人でどうするかと、めちゃくちゃ話し合っていました」と答え、佐藤は「とにかく最初に歩いてくところは笑わない、みんなキメ顔で歩くってことを約束しました」と明かした。
町田は「僕らは最初、後ろで2人が歩くのを見ていたのですが、素晴らしかったです。頭の位置がぶれてない。その映像をさっきみんなで見たら、みんないい感じでした。優ちゃんが、ずっと真正面だけを見ながら突き進んでいた」と指摘。宮崎が「緊張しすぎて(笑)。私もあんまり見たことのない顔をしていました」と言うと、佐藤は「笑いでもないキメ顔でもない。
志尊も「初めてのランウェイだったんだよね。自分は初めての時、こんなに堂々とできなかったなと。だから素晴らしいなと思いました。緊張していると言っていたけれど、まったくそういう素振りがなかったし、すごいなって思いました」と宮崎を称えた。
TENBLANKのファンミーティングが10月11日にぴあアリーナMMにて開催されるが、宮崎は「皆さんが思い描いていたTENBLANKに実際に会えるということで、私たち、めちゃくちゃ練習しているので楽しみに待っていてもらえればなと思います」と笑顔でアピール。町田も「めちゃめちゃ練習しているってことですね」と言い、志尊も「すごいやっています。もう、アーティストを見に来る目線を持って見に来ていただけたら」と胸を張った。
それを受け、佐藤は「やめてください。こういうのってハードルを下げておかないと」と苦笑いするも、志尊は「いやいや、ハードルは上げて、それを超えていこうよ」と力強く宣言。佐藤が「燃えてるね!」と少し驚くと、志尊は「佐藤健は、今まで強気に僕らを引っ張ってきてくれたんですけど、なぜかライブのことになるとね(苦笑)。
佐藤が「中学校の時から歌い慣れているミスチルの曲だったらいいんだけど」と言うと、志尊がすさかず「ダメです!」とツッコミ。佐藤は気を取り直し「TENBLANKの名曲たちを、なんとか頑張ります!」と決意を新たにした。