パーソルイノベーション Reskilling Camp Companyは9月10日、同社が展開するリスキリング支援サービス「Reskilling Camp」について、エア・ウォーターと同グループ各社の従業員を対象に、AI・DX戦略に基づくリスキリング戦略の設計・実行支援を8月から開始したことを発表した。

○取り組みの概要

この取り組みでは、AI・DX人材の育成を目的に、変革マインドの醸成からスキルの実践的な応用までを段階的に支援する教育カリキュラムを提供する。
AIやデータ分析の活用を体系的に学ぶとともに、実務課題に即した演習と専門講師による伴走支援を組み合わせることで、学習内容を確実に業務へ生かせるよう構成されている。

初期フェーズでは、AI・DX推進に必要な視点や思考法を身につける「デジタル変革マインド教育」を実施。その後は業務課題に基づいた実践演習へと段階的に移行し、スキルを現場に定着させていく。

さらに、ワークショップやハンズオン形式の学習を通じて、受講者が即座に業務に変化をもたらす力を養えるよう設計。加えて、グループ各社の業務環境や受講者の役割に応じて柔軟にカスタマイズできる点も特長だという。

エア・ウォーターは、グループ全体でのAI・DX推進を重要な経営課題と位置付け、従業員一人ひとりが主体的にデジタル技術を活用できる人材への成長を重視。そのため、実務に直結するカリキュラムと伴走型の支援を評価し、「Reskilling Camp」を導入したという。
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