両備システムズは9月24日、同社を存続会社とし、100%子会社であるドリームゲートと合併することを決定した。
○合併の概要
両社は2018年以降、ビジネスパートナー関係にあり、両備システムズでは2021年にドリームゲートの全株式を取得し、その後もドリームゲートのアパレル業界における知見・製品群と、両備システムズの物流管理・販売管理ソリューションとのシナジーにより開発した「Sunny Side」シリーズを提供してきた。
人口減少や産業構造変化、ITの進化、グローバル化を背景に、ファッション・アパレル業の企業では、EC(インターネット販売)市場拡大への対応、EC販売とリアル在庫の同時管理、環境問題への対応(廃棄品の抑制)、輸入業務の効率化と品質管理、国内への生産回帰、海外への販売強化(越境ECを含む)など、さまざまな業務課題を抱えている。
今後も課題解決に向けて、人的リソース集約による開発体制・営業力強化を通じ、生産性・製品・サービス・品質のさらなる向上を目指す。なお、合併の実施予定日は2026年1月11日、合併後は両備システムズの民需系部門に人的リソースを集約し、資本金などの変更はないという。