無料で起動可能なUSBメディアを作成できる「Rufus」にメジャーアップデートが展開され、「Rufus 4.1」を利用できるようになっている。

OSイメージの配布データなどでは光学メディアに書き込むためのiso形式をとられることが多いが、昨今では光学メディアを用いるよりもUSBストレージを用いたほうが簡便かつ高速。
しかしisoファイルをUSBメディアに保存するだけでは起動メディアとしては認識できないため、Rufusのようなツールを用いて起動可能な形式で書き込む必要がある。

今回Rufus 4.1へとメジャーアップデートが行われ、見た目でわかるポイントとしてはダークモードに対応した。このほかシステム面での改修もいくつか図られている。
○バージョン 4.10に適用された変更

ダークモード対応を追加した。
Windows CA 2023と互換性のあるメディア作成機能をサポートした。(Windows 11 25H2 ISOが必要)。
既存のドライブをISO形式(UDF形式のみ)で保存する機能を追加した。
VHD/VHDX形式への保存時のエラー報告を改善した。
Linux Mint向けの永続化サポートを強化した。
UEFI DBXの更新状況を、実際には更新がない場合でも一部のタイムゾーンで報告してしまう不具合を修正した。
ISOモードでファイルシステムを選択できない問題を修正した。
非常に長いパスを持つWindows ISOファイルを処理しようとした際に発生するクラッシュを修正した。
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