アイドルグループ・WEST.が出演するWOWOWの番組『WOWOW×WEST. “WESSION”』最終回(10月8日20:45~)の収録が、8月に行われた。

今回は、Saucy Dogの石原慎也が登場。
石原が番組のために書き下ろした楽曲をWEST.とセッションした。

WESSIONとプリントされたTシャツを着用したWEST.の面々に混じり、ハンドマイクを持ちセッションに加わった石原。8人が横並びに整列すると、WEST.に思いを馳せて書き下ろした曲をまず石原自身が歌い始める。これに続くように藤井流星小瀧望桐山照史濱田崇裕がじっくりとメッセージを伝えるように、一言一句丁寧に歌い紡いでいき、神山智洋は彼らの歌にハーモニーを加えていく。

その後も重岡大毅中間淳太、神山が優しさのにじみでたボーカルを響かせ、サビでは石原を含む8人がやわらかな歌声を重ねていった。その後も曲中、WEST.の面々と石原がアイコンタクトを取る場面もあり、初コラボながらも息の合ったセッションが繰り広げられていく。落ちサビでは石原と小瀧が見つめ合いながら歌唱したり、石原と藤井が肩を組んで歌う一幕もあり、こうしたコミュニケーションが楽曲の持つピースフルさをより強調させる結果となった。

最終回ということもあり、WEST.7人でのパフォーマンスも用意。昨年公開の『WEST. 10th Anniversary Live “W” -Film edition-』ラストでサプライズ的に公開された楽曲「Go.」を含む数曲がフル尺でパフォーマンスされる。「Go.」は今回の番組が初パフォーマンスとなり、目前に迫った「WESSION FESTIVAL 2025」(10月12日・13日、大阪・万博記念公園 東の広場)への期待が高まるようなステージとなった。

コメントは、以下の通り。
○■重岡大毅

サウシーさんは同世代やし、流星も友達って聞いていてずっとお話ししたかったので、今回WESSIONを通して石原さんとお話しできたのが本当に嬉しいです。
スペシャルパフォーマンスも盛りだくさんなので、ぜひご覧いただけたらなと思います。
○■桐山照史

慎也くんが提供してくれた楽曲がトーク内でタイトルが決まるっていう、この生まれた場所に立ち会えたのがすごく嬉しかったです。最後にWEST.みんなでライブができたのも楽しかったですね。早くフェスがやりたいなって気持ちになりました。
○■中間淳太

石原さんの意外な面をたくさん知れましたし、石原さんと交流のある流星の意外な部分も知ることができました。僕たちのスペシャルライブも、フェスの鉄板曲やWOWOWさんでやらせてもらった"W"で思い出に残っている曲を入れたりと、ボリューム感のあるパフォーマンスになったと思います。ぜひフェス直前に聴いて欲しいです。

○■神山智洋

流星のプライベート話も聞けましたし、慎ちゃんが楽曲制作で大事にしてることを聞けて非常に勉強になりました。慎ちゃんの曲は登場人物の画が見えるのが本当にすごくて、やっぱり本人も心掛けてるということだったので、素晴らしいアーティストで素晴らしい作り手だなと改めて感じました。
○■藤井流星

慎ちゃんは普段遊んでいる友達なので、人前でトークするのが絶妙に照れましたね。セッションでも一緒に歌うパートでガッと近寄っていったんですけど、その辺り結構照れの混じった表情が出ていると思います。提供してくれた楽曲はほんまに良くて、これからWEST.として大事に育てていきたいです。

○■濱田崇裕

石原さんはもちろん、WESSIONを通じた全アーティストの皆さんとの共演を通して、アーティストとしても人間的にも勉強になりました。 人と喋ることがこんなに楽しいのか、と感じられる番組だったなと思います。 もう一回、いやもう何回もやらせていただきたいです。
○■小瀧望

サウシーさんは以前にお会いした時少しだけお話ししていたんですけど、こうやって腰を据えて喋ってみると印象が全く変わって面白かったです。色々な楽曲の裏話も教えていただいて、音源を聴くのが一層楽しくなりました。
○■石原慎也(Saucy Dog)

最初の方は僕の学生の頃の陰キャの部分が出てしまったんですけど、皆さん優しいお兄ちゃんたちみたいな雰囲気で最後まで楽しく収録させていただきました。自分の作った楽曲をバックバンドの皆さんに演奏してもらって、そしてWEST.さんの声が乗った瞬間に、こういうのを作りたかったんだよなって強く感じられました。素敵な楽曲にしてくださって感謝です。

【編集部MEMO】
石原慎也は、1994年3月3日生まれ、島根県松江市出身。高校時代から音楽に傾倒し、2013年に結成されたSaucy Dogに参加、16年にはMASH A&Rのオーディションでグランプリを獲得して注目を集めた。代表曲「いつか」「シンデレラボーイ」など、等身大の言葉と抒情的なメロディで世代を超えて支持されている。22年には『第73回NHK紅白歌合戦』に初出場。
郷里・松江での思い出や風景を詞に織り込むことも多く、メディアの取材では宍道湖や玉造温泉の夜桜など“原点”としての島根への思いを語っている。
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