東宝は、大人気サッカー漫画 『ブルーロック』(原作・金城宗幸・ノ村優介/講談社「週刊少年マガジン」連載)の実写映画化を9月28日に発表した。9月中旬よりクランクインし、ワールドカップイヤーとなる2026年夏の公開を目指すという。『ブルーロック』は、日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた〝青い監獄〟(ブルーロック)プロジェクトを舞台に、全国から集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、生き残りをかけて熾烈なサバイバルを繰り広げる物語。常識を打ち破る斬新な設定と個性を爆発させるエゴイスティックなキャラクターたち、そして予測不能なストーリー展開が国内外の読者を熱狂させ、サッカー漫画の新たな金字塔として絶大な人気を誇っている。2022年にTVアニメ化、24年には劇場版アニメが公開、さらにスマホゲーム、舞台化など幅広い分野にてメディアミックス展開を行っている。○原作の金城宗幸先生、ノ村優介先生よりコメントが到着!映画化にあたり、原作の金城宗幸先生、ノ村優介先生よりコメントが到着。金城先生は「リアルブルーロックが始まるぞ! 潔は誰がやるの!? 蜂楽は!? 凪は!? ブルーロックマンは!? 納豆は!? とかいろいろ気になると思いますが、かつてないエゴエゴな制作陣が『ブルーロック』を愛して作ってくれています! 続報を待たれよ!」と太鼓判を押している。また、ノ村先生は、「『ブルーロック』がまさかの実写映画化です! 我々以上に熱いエゴイストで、かつ細やかな制作の方々と刺激的な打ち合わせを日々重ねています。『ブルーロック』×実写の化学反応が何を生み出すのか、ぜひお楽しみに!!」と、実写化への期待を込めたコメントを寄せた。今回の実写版『ブルーロック』の制作を担うのは、実写シリーズ『キングダム』や『ゴールデンカムイ』、『沈黙の艦隊』、また邦画歴代興行収入トップ記録に迫る勢いの『国宝』など、ハイクオリティな超大作で世界へ挑み続けているCREDEUSだ。代表の松橋真三氏によると、「原作の持つ熱量と、これぞ日本の漫画! という独創的なストーリーに夢中になり、企画を立ち上げて、2022年より本格的に動き出しました。脚本作りでは、金城先生、ノ村先生と密に連携を取りながら、何度も議論を重ねてきました。」と語る。また実写化するにあたり、魅力的なキャラクターたちの”エゴ”を体現できるキャスト陣のリアリティを大事にしたことを明かす。 「主演を含め、1000人を超える大規模なオーディションを行い、サッカー経験、ビジュアル、演技力、そして人間性を重視しました。」とキャスティングへの強いこだわりをみせている。さらに「キャスト陣はクランクインの約1年半も前からプロサッカー選手らの指導のもと練習を重ね、原作さながらな“エゴイスト”たちへと変貌を遂げました。皆さん、互いに高め合いながら凄い気合いで撮影に臨んでくれています。これまで原作が築き上げてきたものを大切に、実写にしかできない表現方法を徹底的に追求して、新時代のエンターテインメントをお届けします。どうぞご期待ください!」と2026年夏の公開へ向けて、その意気込みを伝えている。また、TVアニメ新シリーズの制作も決定した。2022年10月~2023年3月にかけてテレビ朝日系列にてTVシリーズ第1期が放送され、2024年4月に初の劇場版作品となる『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が公開。そして同年10月よりテレビ朝日系全国ネット“IMAnimation”枠にてTVシリーズ第 2 期となるTVアニメ『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』が放送されたアニメ『ブルーロック』は、この度、TVアニメ新シリーズの制作が決定した。新情報は今後順次公式サイト・公式SNSにて発信予定。(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS