女優のの川口春奈、俳優の木戸大聖、子役の阿部久令亜が、鉄をこよなく愛する3きょうだいとして出演する新CM「鉄フェス」篇、「しりとり」篇が、10月1日から全国で放送される。

「鉄フェス」篇では、3きょうだいがオブジェやアーチなど鉄にあふれた「鉄フェス」を訪れるシーンから始まる。
会場では、鉄製楽器を演奏する音楽隊や、鉄像に扮したパフォーマー、鉄製のボールによるジャグリングなど、さまざまな登場人物が「鉄フェス」を大いに盛り上げる。そんな賑やかな会場で、3きょうだいと世界中から集まった130人の仲間たちが、おなじみの「日本製鉄体操」を披露。最後は、川口が鉄のトライアングルで音を奏でながら、「鉄ってグローバル」というセリフで 締めくくられる。

「しりとり」篇では、電車の到着を待つ3きょうだいが、待ち時間にしりとりを始める。ただ、始まったのは普通のしりとりではなく、「鉄縛り」のしりとり。難しいしりとりかと思いきや、鉄をこよなく愛する3きょうだいだからこそ、次から次へと鉄製品の名前が飛び出す。最後は、しりとりに夢中になりすぎたあまり電車が通り過ぎてしまい、3きょうだいが慌てて電車を追いかけるというユーモラスな展開に。しりとりの中では、クギやギアといった誰もが知る鉄製品から、シャフト炉のような聞きなじみのないアイテムまで、幅広い鉄製品が登場する。

「しりとり」篇は、駅のホームで撮影。久しぶりの再会となった現場では、木戸が阿部に「何歳になったの?」と声をかけるなど、近況を報告し合う微笑ましい場面も見られた。「鉄縛り」のしりとりシーンでは、3人が次々と鉄製品の名前を口にしていくテンポの速い掛け合いが見どころだが、普段聞き慣れない単語も多く、非常に難易度の高い撮影となった。

撮影前には、3人で仲良くしりとりの練習をする姿が印象的で、和やかな雰囲気が漂っていた。
いざ本番が始まると、ミスをしても川口を中心に「大丈夫」と励まし合いながら挑み続け、最終的には15テイクを重ねて、無事成功。OKが出た瞬間には、現場に大きな拍手が巻き起こった。

「鉄フェス」篇は、日本人エキストラ90人、外国人エキストラ40人の総勢130人が参加した大規模な撮影に。3度目となる日本製鉄体操の披露ということもあり、出演者たちの動きはすっかり板についた様子で、木戸はカットがかかった後も思わず体操を続けてしまう場面があった。

多くの出演者がいる中でも、3人は鉄像に扮したパフォーマーに釘付けで、「普段はどんな生活をしているのか」など、次々に質問を投げかける様子が印象的。さらに外国人エキストラと一緒に日本製鉄体操の動きを確認し合ったり、川口が外国人の子どもに笑顔で話しかけたりなど現場ではグローバルな交流の様子も垣間見られた。

コメントは、以下の通り。

――撮影お疲れ様でした、今回のCMの見どころを教えてください。

川口:2つCMを撮らせていただいて、1つは、3人でほのぼのとした、しりとりをやりながら、もう1つは賑やかなエキストラさんもたくさんいて、本当お祭りのような内容で、フェスに来たような感じでした。

阿部:しりとりは、覚えるのは楽しかったけど、実際に撮影でやるのは難しかったし、単語1つ1つが「鉄を愛する3きょうだい」らしい、マニアックな言葉とかも出てきました。

木戸:みんなで、神経張り巡らせてやっていました。フェスの方も、多国籍の色んな方が参加してくださっていて、その中でいつもの日本製鉄の体操をみんなでやっているのが楽しかったです。


――今回の「鉄フェス篇」ではたくさんの鉄製楽器が登場しましたが、気になった楽器や、演奏してみたい楽器はありますか。

阿部:気になったのは、これ(ウォーターフォン)です。 鉄の棒がいっぱい付いているし、形も結構不思議な形をしていて、どんな音が出るのかなっていう興味があります。

川口:この真ん中の(ベルリラ)気になるな。 鉄琴みたい。すごい重量感があります。

――スタッフ:これは「ベルリラ」と言いまして、手で持ち上げて叩くんですよ。

川口:へえーすごい、これは重たい。 重たいから大変だ、弾く時も。

木戸:撮影している時もちょっと気にはなっていたんですけど。これ(スティールパン)すごい、アルファベットが書いてある。場所によって違うのかな?(実際に演奏をしてみる)おお! すごい。


川口:これを弾いているキャストさんの表情もすごく素晴らしかった。みんなすごく楽しそうで生き生きしてました。

木戸:最初の3人が登場した時の、楽団の皆さんが生き生きしていて素晴らしかったです。

――「鉄フェス篇」では、さまざまな鉄製の造形物が登場しますが、最近、何か手作りをしたものがあれば教えてください。

阿部:自分のために、ビーズのブレスレットを青系の色で作りました。

木戸:結構時間かかるの?

阿部:結構穴が小さいタイプだったから、途中で「もう、あーっ!」てなりながら作っていました。(笑)

木戸:料理をしていて、親子丼とかは結構好きで作っていました。最近は、親子丼とかもそうですけど、タンパク質を大事にしているので、そういうものを取れる料理をなるべく自分で作るようにはしています。

――今回のCMでは海外のエキストラの方がたくさんいましたが、最近英語や海外に触れたエピソードはありますか?

阿部:英語は、私が通っている学校がラジオ体操を英語バージョンでやっていて、もうすぐ運動会なのでほぼ毎日ずっと練習しています。

川口:説明も全部英語ってことだよね?

木戸:すごいグローバルだね!僕は最近、アメリカの方が経営されているゴルフ場に行く機会があって、一緒に行った方が「次こっちのコース行ったらいい?」みたいなことを英語で流暢に話されていて。日本にあるのだけど海外を味わえるゴルフ場に行ったのが楽しかったです。

川口:海外に行きたい願望はあります。
行きたくて行けてないのは北欧圏ですね。行ったことがないエリアだから、どんな景色なんだろうとか、食事とか、そういうのがすごく気になるエリアですね。

――3人は鉄をこよなく愛している3きょうだいという設定ですが、皆さんがこよなく愛しているものは何ですか?

阿部:本はこよなく愛していますね。お出かけとか、どこへ行くにも結構本を持っていったりします。物語系だったらなんでも。ミステリーだとか、たまに友達から借りた恋愛ものとかも読んだりはします。

木戸:僕は観葉植物を少しずつ家の中で増やしていっているんですけど、育っていく楽しみももちろんそうなんですが、育っていくと根詰まりするのでもっと大きい鉢に変えている時がすごく好きです。

川口:わかります。私もいるんですよ、観葉植物。結構大きい。まず朝起きて霧吹きをして、お水をあげています。あとは風を当てていた方がいいらしくて、扇風機をつけています。
ほかには、観葉植物向けにカメラをつけて仕事で外出している時も「大丈夫かな、風当たっているかな」とか確認しています。
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