Beatsは、フィットネス向け完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Fit」の販売を開始した。価格は32,800円。
「Powerbeats Fit」は、フィットネスに向いた完全ワイヤレスイヤホン。優れた耐久性を備え、新たにデザインされたウィングチップは前モデル「Beats Fit Pro」より柔軟性が20%向上し、充電ケースは17%小型化している。装着時の安定感はこちらもフィットネス向け完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」のイヤーフックに匹敵するとのことで、あらゆるワークアウトに対応する。本体および、先述のケースは、IPX4等級の耐汗耐水性能を備える。イヤーチップは、長時間の装着でも耳に心地よくフィットするものを選べるように、4種類(XS、S、M、L)を用意している。
イヤーバッドは人間工学に基づいて、独自のアコースティックプラットフォームと専用のドライバーで構成。オーディオスペクトラムの全域でバランスのとれたサウンドを実現し、快適なリスニング体験を提供する。また、パーソナライズされたダイナミックヘッドトラッキングによる空間オーディオに対応。音楽、映画、ゲームを臨場感あふれるサウンドで楽しめる。
アダプティブイコライゼーション機能を装備し、各イヤーバッドの装着状態と密閉度に合わせてサウンドを調整。マイクを使ってユーザーの耳に届く音を測定、異なる耳の特性に合わせてオーディオ出力を調節する。
Class 1 Bluetoothを採用し、ドルビーアトモスによる空間オーディオでFaceTimeを行ったり、Siriを起動するといったことが行える。本体にApple H1 チップを搭載し、iOS ユーザーはデバイスの自動切り替え、オーディオ共有、「Hey Siri」によるハンズフリーコントロール、「探す」機能などを利用できる。Androidユーザーは Beatsアプリで、ワンタッチペアリング、カスタマイズ可能なコントロール、バッテリー残量表示、「Beatsを探す」機能、自分の耳に最適なイヤーチップのサイズを判定する装着状態テストなどを利用可能。
オンデバイスコントロールを使って、音楽の操作、音量の調整、リスニングモードの切り替え、着信の応答、音声アシスタントの起動を行える。通話に際しては、ユーザーの声だけを正確に拾うデュアルビームフォーミングマイクと、風などの周囲の雑音を軽減する内蔵プロセッサの組み合わせにより、快適な会話ができる。
再生時間は、充電ケースの使用で最大30時間。左右それぞれのイヤーバッドは1回の充電で最大7時間の再生が行える。急速充電が可能なFast Fuel機能も搭載し、5分の充電で最大1時間の再生が可能となる。
カラーは、ジェットブラック、グラベルグレイ、スパークオレンジ、パワーピンクの4色を用意。