ABEMAのオリジナル番組『ドーピングトーキング』#5が9月27日に配信された。
○高額な“催眠術セミナー”の受講
番組では今回、「催眠術セミナーに潜入(お見送り芸人しんいち)」、「日本のタバコ農家の実態(徳井健太/平成ノブシコブシ)」、「香港の悪の巣窟・チョンキンマンション(友田オレ)」、「ミニチュアの世界で大暴走(堀内健/ネプチューン)」、「大都会・東京の地下事情(吉村崇/平成ノブシコブシ)」といった、番組のためだけの体験談が芸人たちの話芸のもと語られた。
お見送り芸人しんいちが行なったのは、高額な“催眠術セミナー”の受講。しんいちはもともと催眠術に興味があったとしつつ、受講決意の決め手は「合コンで使いたい……」という不純な動機だったと本心を打ち明ける。スタジオからツッコミが殺到するなか、そのセミナーの実態をトークする。
○最終的には「レベル3まで習得した」
セミナー会場は雑居ビルの狭い一室だそうで、「スマホ・録音NG」「持ち物はペンとノートのみ」という厳しい条件下で、1対1のマンツーマンで講義がスタート。テーブルに置かれたマニュアルには「プロの催眠術師を“演じろ”」という一行があり、“自分は催眠術ができる”、“プロの催眠術師だ”などと演じることで、催眠をかける対象に催眠がかけやすくなると語る。
催眠術のレベルは「手が開かない」「水が甘くなる」などさまざまあるなか、最終的には「レベル3まで習得した」と言い放つしんいち。しかし一方で「疑いの目がある限り、催眠術は成立しない。だからこの場ではできない」と話し、スタジオには真偽を疑う声が飛び交う。
その後、粗品の提案によりしんいちの腕前を確かめることに。紅しょうが・熊元プロレスを相手に“手がくっつく催眠”をかけ始めるしんいちでだったが、なかなかくっつく気配のない手に、スタジオからヤジが飛び交い、結局そのまま催眠術は不発で終了。「催眠術を習得した」と言い張るしんいちへの疑いは晴れず、「ヤジで全部散った! もう最悪!」と悔しさを爆発させるしんいちに、スタジオ大爆笑のなかドーピングトークは幕を閉じた。
【編集部MEMO】
『ドーピングトーキング』は、「日常では絶対に行くことがない場所」や、「絶対に交わらない人」のもとへ向かい、刺激的でスリリングな体験をしてきた芸人たち総勢40人超が、ユーモアを交えつつ珠玉のエピソードトークを披露するトークバラエティ番組。