ABEMAのオリジナル番組『ドーピングトーキング』#5が27日に配信された。

○「大都会・東京の地下事情」

番組では今回、「催眠術セミナーに潜入(お見送り芸人しんいち)」、「日本のタバコ農家の実態(徳井健太/平成ノブシコブシ)」、「香港の悪の巣窟・チョンキンマンション(友田オレ)」、「ミニチュアの世界で大暴走(堀内健/ネプチューン)」、「大都会・東京の地下事情(吉村崇/平成ノブシコブシ)」といった、番組のためだけの体験談が芸人たちの話芸のもと語られた。


吉村は、「東京の下水には薬物が流れていて、薬物を摂取して“ガンギマリ”になった巨大なワニや生物が独自の生態系を作っているらしい」という噂から話題を広げ、東京の下水道の実態を調査することに。スタッフのつてをたどり、“下水は情報の宝庫”と語る国連テクニカルアドバイザー・吉村和就氏へ接触し、下水の裏側を探るドーピングトークを披露した。

○“ガンギマリ”のワニは…

国連テクニカルアドバイザー・吉村氏いわく、薬物の使用によって下水に特有の成分が残るため、調査を行えばその地域の“現実”が見えてくるとのこと。実際にイタリアのポー川を調査すると、政府が想定した約80倍におよぶ薬物成分が検出され、「川の上流に住む100万人が薬物中毒と推測される数値が出た」という話に、スタジオも静まり返る。

ほかにも台湾や韓国でも違法薬物の調査に下水が使われているという話から、吉村が日本の下水についても尋ねると、吉村氏から、日本でも薬物成分は「当然検出されています」と回答が。さらに吉村氏が、実際に警察の調査に協力した話も明かすと、粗品も「すごぉ……」と声を漏らし、スタジオは一気に緊張感に包まれた。

一方、調査目的でもある“ガンギマリ”のワニについても質問した吉村だったが、これに関しては「いません」とあっさり否定され、「下水はガスが充満していて、生物は暮らせません」と冷静に語られたといいスタジオは爆笑。意外な事実が詰まった、衝撃と笑いのドーピングトークとなった。

【編集部MEMO】
『ドーピングトーキング』は、「日常では絶対に行くことがない場所」や、「絶対に交わらない人」のもとへ向かい、刺激的でスリリングな体験をしてきた芸人たち総勢40人超が、ユーモアを交えつつ珠玉のエピソードトークを披露するトークバラエティ番組。この番組で披露するエピソードトークは、“『ドーピングトーキング』のためだけ”に用意した、すべて初卸しのトークとなる。
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