ABEMAのオリジナル番組『ドーピングトーキング』#5が27日に配信された。

○「大都会・東京の地下事情」

番組では今回、「催眠術セミナーに潜入(お見送り芸人しんいち)」、「日本のタバコ農家の実態(徳井健太/平成ノブシコブシ)」、「香港の悪の巣窟・チョンキンマンション(友田オレ)」、「ミニチュアの世界で大暴走(堀内健/ネプチューン)」、「大都会・東京の地下事情(吉村崇/平成ノブシコブシ)」といった、番組のためだけの体験談が芸人たちの話芸のもと語られた。


早稲田大卒、文化人類学専攻の経歴を持つ友田オレは、以前から気になっていたという、香港の雑居ビル「チョンキンマンション」へ。薬物売買や暴行事件が多発し、かつて“悪の巣窟”と呼ばれていたという「チョンキンマンション」の現在に迫った。
○証明書を提示してくれたカレー屋で…

早速現地を訪れると、高級ホテルが並ぶ一等地の中に、異様な存在感でぽつんとビルが建っていたという友田。1、2階は商店街、3階以上はバックパッカーたちが泊まるゲストハウスという独特の作りになっており、現地のカレー屋の店主に現在の治安について尋ねると、「今はすごく良くなっている」という回答があったと話し、友田も膨大な数の監視カメラを確認したという。

しかし一方で、根深い衛生問題は残っており、実際「うちは清潔です!」と証明書を提示してくれたカレー屋にも、取材中“真っ黒でびしょびしょのネズミ”が走り抜けていったと話し、スタジオも騒然とする。さらに、調査の帰り道で遭遇した、思いがけない展開も。改善が進む中でも、かつての“悪の巣窟”の空気を味わったリアル潜入ドーピングに、スタジオは終始ざわめきに包まれていた。

【編集部MEMO】
『ドーピングトーキング』は、「日常では絶対に行くことがない場所」や、「絶対に交わらない人」のもとへ向かい、刺激的でスリリングな体験をしてきた芸人たち総勢40人超が、ユーモアを交えつつ珠玉のエピソードトークを披露するトークバラエティ番組。この番組で披露するエピソードトークは、“『ドーピングトーキング』のためだけ”に用意した、すべて初卸しのトークとなる。
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