韓国・大田中心都市国家情報資源院のデータセンターで9月26日に大規模な火災が発生し、政府職員が使用していた大量のデータが焼失したようだ。政府では影響を受けた省庁が全く業務を行えず、復旧には4週間以上かかると見込まれている。
THE CHOSUN Dailyなどが報じている。

データセンターで火災が発生し、利用していた政府省庁に影響したという内容。韓国政府では独自のオンラインストレージ「G-Drive」を用いて業務が行われており、このサービスを提供するデータセンターの一部が火災で焼失。職員はすべてのデータをG-Drive上に保存して業務を行っていたため、影響を受けた職員は事実上業務が停止している。消えたデータは調査中ながら、最大で858TBにも及んでいるという。

なお、ストレージの規模が大きかったことでバックアップは存在しなかった模様。被災した647のネットワークのうち115のネットワークのみが復旧し、復旧には1か月以上かかる見込みだという。なお、火元はリチウムバッテリーだったようだ。
編集部おすすめ