11日に行われた“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2025』で優勝したお笑いコンビ・ロングコートダディ(堂前透、兎)が12日、東京・赤坂のTBSでインタビューに応じ、一夜明けての心境を語るとともに、今年の大会に向けて努力していたことを明かした。
史上最多エントリー数3449組がエントリーした今年の『キングオブコント』。
優勝後、すでに複数の番組に生出演している2人。堂前は「正直、(一夜)明けてないという感じですね。ずっと動いています」と述べてから、「僕は割と早い段階で喜びを得た感じです」とコメント。兎は「(喜びが)ぐんぐん上がってきている段階。今ゲージがどんどん溜まっていっている状態で、まだマックスではない」と語った。
王者になって期待していることを尋ねると、兎は「お金を稼ぐということは大変なので、何もしなくてもお金が入ってくるような環境があったらいいな」と述べ、仕事増も「ありがたい」と言いつつ、「それとは別に王者というだけで勝手に入ってくる環境があればいいな」と期待。堂前は「さらに物価高も落ち着けばいいなと思います」と付け加えた。
勝因については、兎は「8月半ばぐらいから『キングオブコント』に向けてダイエットを始めたんですけど、『ダブルインパクト』のときがみっともなさすぎて笑えないぐらい太っちゃったので、1カ月半くらいで10キロ落としたんです。今回女性役もやっていたので、これないと優勝しないんじゃないかなと思うぐらい」と告白。痩せたことで「見やすかった」と言い、「昨日もリングフィットして30分お風呂に入って。もうあと10キロくらい落としたい」と話した。
堂前は「その10キロがくっついて僕はちょっと太りました」と笑いを誘ってから、「本当に体型はけっこうでかかったと思います」と述べ、2人でダイエットについて話し合ったわけではないが、「チクチク言いつつ、5~6年ぐらいずっと言っているので、やっと動いてくれたかという感じでした」と語った。
ダイエット方法について兎は、お風呂に長く入ったり、リングフィットなどを使った運動をしたり、スナック菓子を我慢したりしていたと説明。「8月にさせてもらったラジオで僕が大好きなスナック菓子を何か優勝するまでは食べられないという約束をして、それがあったのでそこからスナック菓子を一切食べてなくて」と明かし、優勝して解禁になるも「ダイエットは続けたいのでほどほどに食べながら」と話していた。