ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』(毎週月曜20:00~)第3話が、13日に配信された。

※以下、第3話ネタバレあり。


○中学生の男子に敗北

飛鳥(のん)と同じく、彰一(中村獅童)に強い憎しみを抱く元棋士・藤堂(藤木直人)。共通の因縁を持つ二人は
「将棋で彰一に復讐する」ことを誓い、共に作戦を立てていく。しかし、彰一と公式戦で対局するためには、飛鳥自身が史上初の女性棋士とならなければならないという高い壁が立ちはだかる。

年齢制限のため奨励会への入会が不可能な飛鳥は、棋士編入試験に挑戦することを決意。まず飛鳥は、女性の参加が珍しい「アマチュア玉将戦」に出場する。対戦相手は、中学生の男子。意気込んで挑むものの、20年以上将棋から離れていた飛鳥はほぼ素人同然であっけなく敗北してしまう。

悔しさを噛みしめた飛鳥は藤堂に敗因を尋ねるが、「将棋をなめるな。お前は最弱だ。何もかもが足りない」と厳しい言葉を浴びせられ、藤堂の厳しい指導のもと、飛鳥は谷底から這い上がるような修行の日々をスタートさせた。
○憎き龍也とも再会

働いていた清掃会社をクビになった飛鳥は、礼子(倉科カナ)の家に居候することに。布団に入っても、幼い日に彰一にかけられた言葉や母の死など、過去の記憶が次々と蘇り、なかなか眠れない。
起き上がって店の手伝いをしていると、礼子から「藤堂には覚悟がある。久しぶりに駒を触っている姿を見た」など、藤堂の過去を示唆する気になる言葉を耳にする。

翌日、「弱い自分から絶対逃げるな」という藤堂の言葉に導かれ、飛鳥は将棋クラブへ。翌週のアマチュア戦に向けて、フィードバックを受けながら毎日何度も対局を重ね、フラフラになるまで打ち込む。

アマチュア名王戦当日。対戦相手は前回と同じ中学生男子。鍛錬の成果を発揮した飛鳥は見事勝利を収め、次々とトーナメントを勝ち進み、鍛錬の成果を発揮した飛鳥は見事勝利を収める。開会宣言を行うゲストとして会場に来ていた、アイドル的人気を誇る女流棋士・早見由奈(鳴海唯)は「女子アマにこんなに強い人がいたなんて。今度、私と対局しようよ」と飛鳥に話しかけ、その才能を見抜く。

そして、飛鳥は憎き龍也とも再会。龍也は飛鳥が書いた誓約書を突きつけ、「将棋はするな」と言い放つ。
その場には藤堂の姿もあり、驚いた龍也は「まだ将棋にしがみついていたのですか、藤堂先生」と2人の過去に何らかの関係があることを口にした。
藤堂の過去には一体何があったのか。そして飛鳥は、いよいよ決勝戦へ。拮抗するなか、突然飛鳥の視界が歪み、大事な局面で体が動かなくなってしまい……。

(C)AbemaTV, Inc.

【編集部MEMO】
天才棋⼠の⽗のもとに⽣まれた⾶⿃(のん)。⺟と3⼈、仲睦まじい幼少期を送っていたが、ある時⽗は2⼈を捨てて出ていってしまう。⺟と貧しい⽣活を送る⾶⿃だったが、やがて⺟も病で他界し、⾶⿃は孤独の⾝となる。⼀⽅、⾶⿃を⾒捨てた⽗は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。その姿に殺意が芽⽣えた⾶⿃は、復讐⼼に突き動かされ、ある出来事をきっかけに将棋の世界へと⾜を踏み⼊れる。そして「史上初の⼥性棋⼠」を⽬指すことになる。これは、憎しみに囚われるひとりの⼥性が、将棋を通じて⼈⽣を取り戻していく物語。

☗第3話本編映像を公開☗龍也(#森愁斗)が飛鳥(#のん)に突きつけた誓約書。それを見た藤堂(#藤木直人)は衝撃の行動に出る。
#アベマでミスキン最新話まで全話無料配信中#MISSKING #ミス・キング— MISS KING / ミス・キング @ABEMAドラマ (@abema_drama) October 14, 2025
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