ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』(毎週月曜20:00~)で元棋士役を演じる藤木直人が17日、東京の将棋会館で行われたアマ初段免状授与式に出席した。
○「これはもう初段の腕があります」
――アマ初段免状授与のきっかけを教えてください。
ABEMAさんから『ミス・キング』という将棋を題材にしたドラマのオファーをいただいて。僕は3年近く前から、Mリーグを熱心に観ていたので、鈴木大介九段は将棋と麻雀の二刀流ですけど。これはやっぱり大介さんだ! と思って、大介さんの本を買って、役づくりをしました。
それで今回、(ドラマが)配信されることになって、『将棋世界』さんが大介さんとの対談を組んでくださって、僕は小学生の頃に将棋の指し方を父親から教わった程度なので、駒を動かせる程度なんですけど。(対談の時に)詰将棋をやると、その日は調子が良かったのか、ススっと解けたら、大介さんが「これはもう初段の腕があります」とおっしゃってくださって。リップサービスもあったと思うんですけど、「もらえるものはもらいたい」と(笑)。そう言ったことが、こんな大変なことになって。でも、このように初段をいただけて、とてもうれしいです。
○ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』
天才棋⼠の⽗のもとに⽣まれた⾶⿃(のん)。⺟と3⼈、仲睦まじい幼少期を送っていたが、ある時⽗は2⼈を捨てて出ていってしまう。⺟と貧しい⽣活を送る⾶⿃だったが、やがて⺟も病で他界し、⾶⿃は孤独の⾝となる。
⼀⽅、⾶⿃を⾒捨てた⽗は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。