歌手で俳優の福山雅治が出演する、ソフトバンクの新TV CM「社会課題にアンサーを。 AI宣言編」が、24日より放送を開始した。
新CMでは、福山と「AIましゃはる」が共演。「AIましゃはる」が、自然災害や教育格差、食品ロスといった多様な社会課題を解決し、ワクワクする未来を切り拓いていく同社のAI(人工知能)の可能性を紹介する。そんな「AIましゃはる」に驚きつつ、少しずつ心を開いていく福山の姿も描かれている。
インタビューは以下の通り。
○福山雅治インタビュー
――撮影の感想を教えてください。
楽しみです。なによりも、「AIましゃはる」に「ましゃはる」と名前を付けてくれたことが光栄ですね。もともとファンの皆様から親しみを込めて「ましゃ」と呼んでいただいているのですが、実はこの愛称の始まりは父が私のことを「ましゃ」と呼んでいたことに由来します。その呼び名がラジオやライブを通じてファンの皆様にも定着していきました。そんな長くファンのみなさんに親しまれている愛称から今回このAIに「ましゃはる」と名前がついたことをうれしく思っています。
――「AIましゃはる」と共演してみて実際いかがでしたか?
最初はそこまで意識してなかったのですが、撮影を重ねるにつれだんだん自分に似ているような気がしてきて、目が合うとちょっと照れ始めましたね(笑)。
――「AIましゃはる」は社会課題の相棒ですが、福山さんにとっての「相棒」はなんですか?
ギターです。
――福山さんは日ごろAIをご利用になられますか?
スタッフさんに確認したところ、僕のライブではAIを多用されているようです。特にライブの背景でLEDを使った映像が色々あるのですが、これはかなりAIを活用しているみたいです。
――今年2025年は福山さんのデビュー35周年ですが、35年目の抱負を教えてください。
欲を言えば体力がよりつくといいなと思っています。表現することは体力勝負なのでなんとか体力を維持したいです。できれば、精神力と体力が共存できる状態にしたいので、そのふたつを育てるためにどんなトレーニングがあるのかを探っています。ベンチプレス100kgを上げてみたこともありますね。
――福山さんのアーティストの活動でAIの登場によって感じる変化はありますか?
自分の表現を主観的にも客観的にも分析しやすくなって、目標に対して最短最速最適で進めるようになって、今はかなり研ぎ澄まされている感覚があります。人が生み出したものが人に伝わって、人と人との間で揉まれて、磨かれていく。その作業がAIによって加速して、文化的なシーンがさらにスピードを増している。そうした変化をこれからも面白がって、楽しめる人でありたいと思っています。そのためにも、やはり体力は重要ですね。
【編集部MEMO】
福山雅治は、1969年2月6日生まれ。長崎出身。20代・30代・40代・50代の各年代でアルバム1位を達成し、男性ソロアーティスト総CD売上歴代No.1の記録を持つなど日本を代表するアーティスト。デビューから30年を超える今も、精力的に音楽活動を行っている。さらにドラマや映画、ラジオなど多方面でデビューから最前線で活躍し続けている。

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