ABEMAのオリジナル番組『ドーピングトーキング』#8が25日に配信された。

○突撃してきた“週刊誌の記者へ逆取材”

今回は「週刊誌の記者を逆取材(酒井貴士/ザ・マミィ)」、「地球平面説の第一人者(出井隼之介/ヤーレンズ)」、「豊田商事事件のマンション(街裏ぴんく)」、「茨城・土浦のキャバクラ(渡辺隆/錦鯉)」といった、番組のためだけの体験談が芸人たちの話芸のもと語られた。


事実と異なる噂話を元に今年、週刊誌に突撃取材をされたというザ・マミィ酒井。きっぱり否定し記事になることはなかったが、一体どこからこの悪質な噂が広がったのか、その出所を探るべく、突撃してきた“週刊誌の記者への逆取材”を決行した。

記者が言うには、その噂は週刊誌界隈では有名で、「記者の上司が定期的に参加する“会合”で得たネタだった」そう。その会合には、テレビ関係者、事務所のマネージャー、さらには仲間であるはずの芸人までもが出入りしているという驚きの実態が明かされ、さらに記者から「芸人さんの噂は、だいたい芸人さんから出る」という証言も。「いわば、敵はここにいる全員」と語った酒井に、スタジオは「えぇぇぇ!?」「ゲスやなぁ」と騒然とする。

○「俺たちは絶対酒井の味方だから」

その記者の証言を受け、酒井は芸人仲間に独自調査を敢行。話を聞くなかで、「その話、みなみかわさんが言ってた気がする」といういくつかの証言を得たという酒井は、早速本人に直接確認したと語る。すると、みなみかわ自身も「人から聞いた話」とキッパリ否定。デリケートな内容のため本人に直接聞くことができず、心配で芸人仲間に聞き回っていたと弁明したと言う。

その後、モグライダー・ともしげから去年の年末に「俺たちは絶対酒井の味方だから」という意味深なLINEが来ていたことを思い出した酒井は、ともしげに情報の出どころを探ったところ、「とろサーモン・久保田さんの忘年会で聞いた」とのこと。

久保田にも連絡を取ると一人の先輩芸人の名前が挙がり、ふと過去に自身が恋愛の悩みを打ち明けた“ある先輩芸人”のことを思い出したと言う。「元カノの記憶が混ざって、虚像の“激ヤバ女性”を作り出してしまったのでは?」と推測した酒井は、その先輩に直接連絡。
そして「今こういう噂が広がっているので、もう話すのをやめてほしい」と告げると、「訂正しとくわ!」とあっさりとした返信が。

あまりの軽さに、粗品をはじめとしたスタジオ出演者たちからは「え!?」「訂正しとくわって何!?」「まじか」と怒りの声が次々と上がる。それでも噂の“発信源”にたどり着いた酒井は「“訂正しとくわ”と言ったということは、自分がこの噂を話したと“自白”したことになるなって」と納得の表情を見せ、自らのドーピングトークを締めくくった。

【編集部MEMO】
『ドーピングトーキング』は、「日常では絶対に行くことがない場所」や、「絶対に交わらない人」のもとへ向かい、刺激的でスリリングな体験をしてきた芸人たち総勢40人超が、ユーモアを交えつつ珠玉のエピソードトークを披露するトークバラエティ番組。この番組で披露するエピソードトークは、“『ドーピングトーキング』のためだけ”に用意した、すべて初卸しのトークとなる。
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