福本莉子と高橋恭平(なにわ男子)がW主演を務める「連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1』」(毎週金曜 23ː00~ WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド ※第1話は無料放送/〈全6話〉一挙配信)が、10月31日より放送&配信スタートする。
2007年より『別冊マーガレット』にて連載が開始され、累計発行部数800万部を記録。
――まずは出演が決まった時の心境からお聞かせください。
福本:『ストロボ・エッジ』は、学生時代に愛読していた大好きな漫画で、ちょうど漫画を読んでいた頃、 “原点にして頂点”のような青春漫画の主人公・仁菜子を、まさか自分が演じることになるとは思ってもみなかったので、ものすごく驚きましたね。
高橋:僕もお話をいただいた時、率直に嬉しかったですし。一ノ瀬蓮って、下の名前が2文字で、めっちゃカッコいいじゃないですか。僕の憧れている先輩の名前が永瀬"廉"くんなので「"れんれん"繋がりだ!」と思ってめっちゃ嬉しかったです。僕はこれまでも少女漫画の実写化に関わることが多く、勉強で『ストロボ・エッジ』も読ませていただいていたので。「あ、コレをやるんや!」っていう感覚でした。
――素直でまっすぐな仁菜子と、クールに見えて優しい蓮を演じる上で、お二人が心がけたことは?
福本:仁菜子は本当に真っ直ぐに育った子で、蓮くんと出会って初めて“恋”という、それまで知らなかった感情に出会うんです。シリーズを通して仁菜子が成長していく過程を大切に演じました。
高橋:僕が演じる蓮は、そこまで口数が多い性格というわけでもないので、いわゆる明るく元気な安堂(山下幸輝)といいギャップになっているんじゃないかと。それこそ、クラスメイトの学(中川翼)や裕太郎(井上想良)と一緒にいる時に蓮が見せる高校生らしい自然な笑顔と、仁菜子と一緒にいる時に見せるちょっと緊張気味の表情の違いを、試行錯誤しながら演じ分けていった感じです。
○映像だからこそできること
――人気漫画の実写化だからこそ、こだわった点や難しかった点はありますか?
福本:セリフは原作のままのところも多いですし、原作に近い表情を狙って出すのはすごく難しかったです。実際に生身の人間が演じているので、過程をしっかり踏んで大切に演じないと、どうしてもウソに見えてしまうというか。形だけになってしまうので。すごく気をつけました。
高橋:まさに福本さんが言った通り、原作をそのまま忠実に再現しているシーンも多く、これまでも少女漫画の実写化で、照れくさいシーンをいろいろやらせていただきましたけど、『ストロボ・エッジ』のセリフのやりとりが一番照れましたね。「うわ、これ俺にできるるかな?」って、悩むシーンが多かったような気がします。予告映像にもある、蓮が仁菜子に覆いかぶさるシーンとかめっちゃ繊細やったもんな。
福本:繊細でした! 頭の位置がちょっと変わるだけでも、だいぶ見え方が変わるので。原作と照らし合わせて本当に細かいところまでミリ単位で調整していきました。
高橋:ミリ単位すぎて、福本さんの足を踏んでしまって。「ゴメン! いま足踏んだ」「ゴメン、ゴメン、距離感が……」って言いながら。
――完成したドラマ をご覧になった感想は?
福本:蓮くんは仁菜子の前でもあまり感情を見せないので、完成したドラマを観て、「本当はこの時、蓮くんはこう思ってたんだ!」って知ってより切なくなりました。
高橋:逆に仁菜子は何を考えてるかわかりやすい素直な子やなって思いました。蓮の知らないところで、意外といろんな男性からアプローチを受けてたんやなって。仁菜子の安堂に見せる顔と、蓮に見せる顔が全然違うので。「すごいいろんな恋愛してんねやなぁ……」「楽しそうやなぁ」と思いながら観てました。
福本:でも仁菜子は蓮くん一筋だから、ずっと安堂くんとは気まずかったんですよ。それでも何度でも想いを伝えてくれる安堂くんの一途さは、素敵だなと思ってます。
高橋:僕は安堂と蓮の、男同士の友情も大好きなんです。
――特に印象深かったシーンやお気に入りのシーンを挙げるとするなら?
福本:私は図書室のシーンがすごく好きです。2人きりで勉強を教え合うあの空間が、ものすごく青春っぽいなぁ……って。
高橋:青春やねぇ~。
福本:仁菜子は恋心を隠しながら友だちとして接しようと思っているんですけど、蓮くんが「解き方わからない?」って言って近くなるシーンが、私も一視聴者として観ていてすごくドキドキしましたし、あのシーンの照明がすごく綺麗だったんですよね。初恋の鮮烈さをストロボに喩えた『ストロボ・エッジ』というタイトルの通り、まさに照明が恋心を表していて。「(蓮くんのことを)神様みたい」というセリフがあるんですけど、本当に神様みたいに神秘的に見える、漫画を具現化したシーンになっていて。「これは映像だからこそできることだな」って思いました。ぜひ注目してください。
高橋:僕は電車の中で、蓮がわざと寝過ごしちゃった風に装ってるシーンですかね。こういうあざとい行動は、リアルじゃ絶対にできひん側の人間だったんで。
福本:寝たフリできないタイプだ(笑)!
高橋:寝たフリをするって、なんかあざといじゃないですか。でも今となっては、そういうちょっとあざといこととかもやってみたかったな…って。
福本:そこでドラマが生まれるとはね。
高橋:そう! そこでドラマが生まれるのが、この『ストロボ・エッジ』だと思うので。僕は(ドラマが)"生まれない側"の人間だったので。生まれる側の人生というものを、『ストロボ・エッジ』の中で疑似体験させていただきました!
――実際の高橋さんはどんな学生だったんですか?
高橋:僕は極めて普通ですね。"フッ軽"だったので、誘われたら何でも付き合いますけど、基本的には自分から積極的に動くことはないですし。教室の後ろの席で寝ていたいタイプでしたね。いかに目立たんようにするか…っていう風に生きていました。
――福本さんは?
福本:私は、関西の中高一貫の女子校に通っていて。中学時代はサッカー部だったので、結構活発なタイプの子でしたね。
高橋:それはこれからでもまだ言えますよ。
福本:でも、さすがにちょっとあの頃のテンションでは言えないから。
高橋:まぁ、確かにそうやね。
○みんな関西人という珍しい現場だったからこそ
――息ピッタリですが、すぐに意気投合された感じだったんですか?
高橋:そうですね。もう最初からでした。それこそ安堂役の山下幸輝くんも、さゆり役の小坂菜緒さんも、みんな関西人という珍しい現場だったからこそ、話しやすいというのはあったと思います。本番で思わず関西弁が出ると、「あ、(関西弁)出てる!」ってお互いに指摘し合ったりして。イントネーション問題は若干あったよな?
福本:そうですね。最初は普通に標準語の敬語で話していたんですが、いつのまにか関西の話題で盛り上がりすぎて、関西弁のイントネーションが全然抜けなくなってしまったんです。
高橋:まぁ、それからも全然話してたけどな?
福本:(笑)。関西って、たとえば同じクラスの中とかでも、ボケとツッコミ役に、自然と分かれるものなんです。私はどちらかというと学生時代からツッコミ役でした。
高橋:確かに。現場でもツッコミ担当やったな。僕はボケてる感覚はないんですけど、福本さんがボケを拾わず放置する高度なテクの使い手でもあったりして。
福本:いや、それは一回終わった話題をいつまでも展開させようとするから!
高橋:いやいや。まだ十分"旬"の話題やのに、すぐ終わらせようとしてくるやん!
福本:1回ツッコんだら終わりなの。そこからボケを変容させる時間が長い(笑)!
高橋:いやいや、面白いボケが生まれたらもうちょい温めようよ(笑)!
――(笑)。では最後に改めて。ドラマを楽しみにされている方々にメッセージを!
福本:『ストロボ・エッジ』は、原作の名ゼリフや名シーンがてんこ盛りですし、とにかく映像が綺麗! 映像を通して、匂いまで伝わってくるような作品になっています。
高橋:4Dではないですけどね(笑)。今の話やったら、「もしかして本当に画面から香ってくるのかな?」って思う方もおったかもしれん。
福本:ゴメン、ゴメン。誤解しちゃうね。いや、でも脳で香りも感じるかもしれない。
高橋:そうやな(笑)。キャスト・スタッフ全員でめちゃくちゃ頑張りました。素晴らしい作品になったと思うので、新しい僕らの『ストロボ・エッジ』をお楽しみください!

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