現役の悩めるカップルが合意のもとで“一時的な破局”をし、禁断の“公認”浮気生活を送る、ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『隣の恋は青く見える-Chapter TOKYO-』が、11月9日(21:00~)よりスタートする。人気シリーズの5シーズン目となる今作のスタジオ見届け人(MC)を務める、陣内智則前田敦子藤田ニコルが取材会に参加した。


○バチバチしたりもするけれど、なぜか清々しい気持ちに

――収録に参加されていかがでしたか?

陣内:一度別れて、そこからどうなっていくかというレベルの高い恋愛バラエティです。禁断の愛なんだけど、そのなかでも男女の友情があったり、励まし合ったり、ちょっとバチバチするようなところがあったりして。それをドロドロした感じではなく、すごく清々しい気持ちで見られました。人間の真の姿が見られて、応援のしがいがあると思います。

前田:恋愛していると、どうしても壁にぶち当たる瞬間って遅かれ早かれあると思うんです。そういう人たちでシャッフルするって、すごくいい機会だと思いました。自分を見つめることにもなりますし、みんなすごくいい時間を過ごしているなと。男子側の目線と女子側の目線、どっちの意見も同時進行で見られるし、問題をみんなで解決しているシーンがたくさんあって、参考になりました。すごく勉強になります。

藤田:私はもともと復縁には反対派だったんです。

前田:言ってたね。

藤田:でもこの番組を見ていたら、「復縁も意外といいのかも」と思いました。
別れた原因をしっかり話し合って、新しい出会いも見ながらどうするか考えていく。そこから復縁して戻れたら、愛を再確認できるいい機会だと思いました。

前田:私なんかは今、現在進行形で恋愛しているわけじゃないですけど、どっぷり恋愛しているわけじゃない人でも楽しめると思います。

○MCの3人が、「羨ましい」と感じる同業者とは

――タイトルにかけて、同業者の中で羨ましいなと思う存在はいますか?

陣内:出川哲朗さんとか、狩野英孝さんとか。こういう愛され力って、「すごいなぁ、羨ましいなぁ」と。自分には頑張っても手が届かない愛され力だなって。

前田:陣内さんだって愛されてるじゃないですか。

陣内:ありがとうございます。でもなんか、すごくいいところ、いわゆるお笑い的に神がかっているようなところで失敗したりするのを見ると、「いいなぁ」と思います。

前田:私は作詞とか脚本とか本とか、“書ける”人が、すごく青く(羨ましく)見えます。アーティストの方とか、自分で作詞作曲をされたりして、絶対自分にはやれないと思うので「すっごいなあ」と思います。

藤田:私はあのちゃんかな。


陣内&前田:ええー!

藤田:この前、日本武道館の公演を見させていただいて、「すごいな~」と素直に思ったんです。やっぱりアーティストさんに憧れます。

前田:うん。

藤田:音楽って、届く力がとても強くて広いから。自分はちょっとしか届いていないなって。

陣内:そんなことないよ。雑誌とかでも届くし。

藤田:でも、音楽ってすごいです。あのちゃんって、バラエティもできて、音楽もしっかりできていてすごいなと思います。

○陣内智則は最近涙もろく。前田敦子と藤田ニコルは泣いてない

――番組中には参加者が涙を見せる場面もあります。最近、どんなときに泣きましたか?

陣内:僕は結構涙もろくなっていて、この前も『E.T.』で泣きました。
最後だけ見て、そこまで見てなくて全然話にもついていってないのに、子どもとE.T.が別れるシーンを見ただけで、めっちゃ泣きました。やっぱり親になったからか、子ども絡みのシーンはダメですね。

前田:たしかに。でも私は最近、泣いてないです。ちょうど子どもに突っ込まれている時期で、映画とか観ていても、子どもが横から「泣いてる?」ってのぞき込んでくるんですよ。それで冷めちゃう(笑)。

藤田:あはは。

前田:だから、今は泣くのを我慢しています。映画館に観に行っても暗闇で「泣いてないよ」みたいな。

藤田:私も全然泣いてないですね。愛犬の毛が長くて目に入って泣くくらい。

陣内:そういう物理的なことじゃない(笑)。


藤田:つらくて泣くことがすごく減ったので、それは嬉しいです。

○「浮気をする人はやめて」と言いたい

――陣内さんと前田さんはお子さんのお話も出ました。幼稚園くらいかと思いますが、恋の話も出てきますか?

陣内:あっちゃんのお子さんと同じ歳(6歳)なんです。

前田:そうですね。

陣内:うちは女の子なんですけど、「こんな子がいい」とか「クラスでこんなことされて、この子が優しかった」「この子は意地悪だ」とかっていうのが、しっかりと芽生えてきています。

藤田:へえ。

陣内:恋の話というわけじゃないですけど、女性って優しい人が好きなんだなというのは思いますね。「何々くんは優しかったから好き。何々くんは優しくなかったから嫌い」とか。まあ、親としても優しい人が一番いいですよね。かっこいいとかそんなんじゃなくて。

前田:あはは。


――将来、「ここだけは大事に」と伝えたいことはありますか?

陣内:ええー。浮気だけはやめてほしいです。浮気する人は嫌ですね。

前田:うちは男の子なんですけど、恥ずかしい時期みたいで「全然興味ないし」って感じにしてます。ただ「結婚したいのはママ」とまだ言ってくれているので、いまは私が幸せを感じています。

陣内:いいねえ。

藤田:かわいい。

○悩めるカップルは、恋愛リアリティーショーに参加するのがおすすめ

――最後に、恋愛に迷っている人にアドバイスをお願いします。

陣内:アドバイス? 僕がアドバイス(笑)? 何か行動を起こしたほうがいいとは思いますよ。ここに参加しているカップルたちは倦怠期が来ていて、好きだけどなんかこれ以上放っておくと……と、一度別れるという選択をしてシャッフルするんですけどね。別れるでも新しい人を見つけるでも、好きなら結婚するでもいいし。悩んでいるなら、そのままで我慢せずに、何か行動を起こしたほうが結果は出てくると、僕は思います。


前田:これに参加してみるのが一番いいんじゃないかなと思います。

陣内:みんなに見られて大変やで。

前田:まあ、確かに見られるのは大変ですけど。ふたりの世界だと見えないことがたくさん出てくるし、いろんなことが見えて整理整頓できているので、おすすめします。

藤田:それは私もいいと思います。リアルで復縁するって結構ハードルが高いというか、こういうところにぶち込まれたほうが、全部さらけ出して、逆に清々しく戻れたりするのかなと思うので、恋愛リアリティーショーの力を借りるというのは、現代の方法なのかなと思います。

【編集部MEMO】
2年ぶり5シーズン目となる『隣の恋は青く見える -Chapter TOKYO-』では舞台を東京に移し、恋の悩みも背景も異なる6組のカップル、男女計12人が参加。シーズン最長の20日間の共同生活を過ごし、「復縁」「別れ」「新しい恋」の3つの選択肢から最終的な決断を下す。
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