アドビは10月28日、YouTubeとのパートナーシップを結んだと発表した。「Adobe Premiere モバイル版アプリ」(以下、Premiereアプリ)にYouTubeショート専用の制作機能が搭載される。
同社の年次クリエイティブカンファレンス「Adobe MAX」にて発表された。

今回の提携により、Premiereアプリに「YouTubeショート用に作成」が近日中に搭載される。YouTubeショート専用の制作ツールで、同機能専用のエフェクトやトランジション、タイトルプリセットが使えるほか、完成した動画はワンタップでYouTubeショートとして公開できる。

YouTubeショート作成画面の「Adobe Premiereで編集」アイコンをタップすることで、YouTubeからPremiereアプリに直接アクセス可能だ。

さまざまなテンプレートも用意される。また、クリエイターがテンプレートを保存・作成したり、独自のテンプレートを作成して共有したりできる。

Premiereアプリは現在iPhone版が公開されており、価格は無料。広告や動画への透かしといった縛りはなく、生成AI「Adobe Firefly」による機能や、フレーム単位の高精度な動画編集が使える。

現在Android版も開発中。10月28日現在、「YouTubeショート用に作成」に関する課金の有無や搭載スケジュールなどは追って発表となっている。
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