ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』(11月19日スタート 毎週水曜22:00~ 全6話)で主演を務める柴咲コウと、今作が柴咲と初共演となる川口春奈が27日、東京・日比谷で行われた「第38回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。

○「“情報リテラシー”も問えるような作品に」

「第38回東京国際映画祭」は10月27日~11月5日の期間で開催される、日本で最大規模の国際映画祭。
1985年に創設され、アジアを代表する映画祭の1つとして国際的に認知されている。 『スキャンダルイブ』はその中でも、映画として劇場公開されない作品の配信や放送に先立って劇場で紹介する部門「TIFFシリーズ」への公式出品が決定している。

このイベントに、柴咲は、襟付きノースリーブブラックスパンコールドレスにネクタイスタイル、川口はオーバーサイズなブラックジャケットで登場した。

『スキャンダルイブ』が「TIFFシリーズ」に公式出品されたことに対しての気持ちを聞かれると、柴咲は「自分が身を置いているこの業界の、ある意味”裏側”のような部分が描かれるにあたって、情報を自分たちはどのように精査し、どのように自分の中にとりいれていくのか。そのことを改めて学ぶきっかけになりましたし、そうした本質的な部分を評価していただけていたら嬉しいなと思います」とコメント。

川口は、「本当にシンプルに観ていただきたいですし、作品のメッセージ性を楽しんでいただけたらなと思います」と話した。

いよいよ11月19日から配信が開始されるにあたって、視聴者へのメッセージを聞かれると、柴咲は「タイトルも『スキャンダルイブ』というセンセーショナルなものになっていて、ミーハー部分をくすぐる要素もあるなと思います。私自身もタレントという立場で発言する中で情報が歪曲されて伝わる経験をしてきました。情報の受け取り方は人それぞれで違うので、そうした“情報リテラシー”も問えるような作品になったと思います」とコメント。

川口は「結局みんなが気になる裏側だと思うのでエンターテインメントとして楽しんでいただきたいと思います」とコメントした。

(C)AbemaTV,Inc.

【編集部MEMO】
大手事務所から独立して4年、看板俳優・藤原玖生(浅香航大)を悲願の地上波ドラマ主演にこぎつけた事務所“Rafale”の代表・井岡咲(柴咲コウ)。そんな矢先、井岡の耳に飛び込んできたのは、藤原の「“不倫スキャンダル”が掲載される」という週刊誌からの告知であった。
記事の執筆者は平田奏(川口春奈)。数多の芸能人のスキャンダルを白日の下に晒してきたあの週刊文潮の記者である。記事発売まで、あと72時間。スキャンダルの掲載を巡り、事務所と週刊誌の熾烈な争いが火蓋を切る。そして、スキャンダルの裏側に隠された新事実は、彼らをより芸能界の深い闇へと引き摺り込んでいく――。
編集部おすすめ