ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』(毎週月曜20:00~)第6話が、きょう3日に配信される。

○“香が抱えていた葛藤”

飛鳥(のん)は、すべての大会への出場を禁じられてしまう。
その処分を撤回させるべく、藤堂(藤木直人)は将棋連盟へと足を運ぶ。しかし、そこに現れた香(山口紗弥加)は、出場停止の撤回には応じなかった。行き詰まる藤堂が飛鳥とともに次に向かったのは、元将棋連盟会長・安藤鉄斎(西岡徳馬)のもとだった。鉄斎は、かつて香の師匠でもあり、彼女を深く知る人物。そして飛鳥に語ったのは、“香が抱えていた葛藤”だった。

第6話の場面写真では、結城香がかつて女流棋士だった頃や、香の師匠だった安藤鉄斎のもとに藤堂と飛鳥が尋ねる場面、そして姉弟という関係の飛鳥と龍也がついに対局する場面が映し出されており、まだ明かされていなかった登場人物たちのそれぞれの過去と現在が、より鮮明に描かれることを予感させる。飛鳥の対局を研究し尽くした龍也はかなり手強く、さらに飛鳥に様々な嫌がらせを仕掛け。果たして飛鳥は、龍也に勝つことはできるのか。

(C)AbemaTV, Inc.

【編集部MEMO】
天才棋⼠の⽗のもとに⽣まれた⾶⿃(のん)。⺟と3⼈、仲睦まじい幼少期を送っていたが、ある時⽗は2⼈を捨てて出ていってしまう。⺟と貧しい⽣活を送る⾶⿃だったが、やがて⺟も病で他界し、⾶⿃は孤独の⾝となる。⼀⽅、⾶⿃を⾒捨てた⽗は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。
その姿に殺意が芽⽣えた⾶⿃は、復讐⼼に突き動かされ、ある出来事をきっかけに将棋の世界へと⾜を踏み⼊れる。そして「史上初の⼥性棋⼠」を⽬指すことになる。これは、憎しみに囚われるひとりの⼥性が、将棋を通じて⼈⽣を取り戻していく物語。
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