乃木坂46阪口珠美が7日、都内で行われた舞台『醉いどれ天使』の取材会に北山宏光渡辺大横山由依岡田結実佐藤仁美大鶴義丹、演出の深作健太氏とともに登壇した。

黒澤明監督と三船敏郎さんが初めてタッグを組んだ名作映画『醉いどれ天使』。
映画公開の約半年後に舞台化された本作の台本が近年偶然発見され、2021年に再び舞台として蘇った。そしてこのたび、脚本・蓬莱竜太氏×演出・深作氏による“2025年令和舞台版”として新たに上演されることが決定した。

今作で主人公・松永(北山)の恋人で、妖艶で魅力的なダンサー・奈々江を演じる阪口は、黒リップに、美脚をのぞかせる黒ドレス姿の劇中衣装で登壇。艶やかな雰囲気を放っていた。

ついに初日を迎える現在の心境について、阪口は「名作『醉いどれ天使』で歴史ある明治座さんに立たせていただけるということで、私にとって大きな挑戦だと思います」と気合十分。

「共演者の皆さんや深作さんからいろんなことを教えていただいて、毎日すごく素敵なお勉強をさせていただいております」と充実の日々を過ごしていることを感じさせた。

また、敗戦直後の混沌とした時代を描いた今作に出演するにあたり、当時の時代背景についても勉強したそうで、「闇市だったり、その時代の資料をたくさん読んで勉強しました」と話す。

そんな時代を生きた女性を演じることについても「奈々江は、特に“生きたい”“強くいたい”という気持ちが強くて、生きるためなら他のものを捨てるという女性。私とは程遠いとも思うのですが、その強さやエネルギッシュな部分を伝えられるようにがんばりたい」と力強く意気込みを語った。
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