一般的に年齢が高くなるほど、普段の体温が下がってきます。生活習慣病や三大疾病、認知症など、年齢とともに気になる病気や症状、不調は、血行不良や身体の冷えが原因のひとつです。
冷えをとることで、それらの予防に役立ったり、改善されたりします。人生100年時代、健康で長生きするためには、冷えのコントロールが重要です。この記事では、冷えとり、温活などの健康法の第一人者である川嶋朗医師による、冷えとり健康法の決定版『人生100年時代の冷えとり大全120』(著者:川嶋朗/Gakken)から一部を抜粋して紹介します。

今回のテーマは『食材選びや食べ方の順番も大事なこと』。
○3食が基本だが、からだの声を聞いて調節も必要

からだを温めるには温かい食べ物を食べることが基本ですが、それ以外にも、食事のとり方を工夫することで、効果を高めることができます。

まず、食事は規則正しく3食食べることが基本とされますが、無理をして3食食べる必要はありません。

お腹がまだ空いていないのに無理に食べると、消化にエネルギーを取られ、かえって体には負担がかかって冷えを招くことになりかねないからです。からだの声を聞いて調節しましょう。
○朝・昼・晩、からだを温めるおすすめの食べ方

食材選びも大切ですが、食べる時間帯や食べる順番を工夫することで、胃腸への負担を減らし、からだの温め効果を高めることができます。以下、朝昼晩の3食に分けて、おすすめの食材、食事の仕方のコツを紹介します。

<朝食>

前日の夕食の消化を促すビタミンやミネラルをとるとよい。からだを温める効果のあ野菜を中心に、ミキサーでつくる野菜スムージーと食事誘発性熱産生の効率が最も高いタンパク質、例えば卵がおすすめです。
朝食をとらない人もいますが、体内時計をリセットする意味でできるだけとりましょう。

<昼食>

からだを温める食材を選ぶのが基本。外食が多い人は食べる順番を工夫します。最初に食物繊維の多い野菜や海藻を食べ、次に肉や魚などのタンパク質の多いものを、最後に炭水化物をとるようにすると、脂質や糖質の吸収が穏やかになり、からだに余計な負担がかかりません。

<夕食>

就寝時間の3、4時間前までには食事を終えるようにすると胃腸への負担が少なくなります。晩酌ではビールや冷奴など、からだを冷やす飲みものや食材が多いのですが、からだを温める赤ワインや熱燗、お湯割などにするとよいでしょう。

○『人生100年時代の冷えとり大全120』(著者:川嶋朗/Gakken)

一般的に年齢が高くなるほど、普段の体温が下がってきます。生活習慣病や三大疾病、認知症など、年齢とともに気になる病気や症状、不調は、血行不良や身体の冷えが原因のひとつです。冷えをとることで、それらの予防に役立ったり、改善されたりします。人生100年時代、健康で長生きするためには、冷えのコントロールが重要です。本書は、冷えとり、温活などの健康法の第一人者である川嶋朗医師による、冷えとり健康法の決定版。日常の気になる不調はもちろん、がんや認知症まで、症状別、体質別、シチュエーション別に冷えとりの活用方法を紹介します。
また、日常生活で今すぐ取り入れられる冷えとりメソッドを伝授。冷えとりテクニックをできるかぎり盛り込んだ、【川島流冷えとりメソッド】の集大成です。
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