銀座のクラブに勤務する筆者が「銀座に出没するちょっと残念なおじさん」をご紹介します。

今回ご紹介するのは、「妻とはレスです」と謎に教えてくれるおじさん。

○だからどうしたんだよ

昔から本当に不思議なのですが、どうしてあなたたちおじさんは

「妻とはレスです」
「いや、でも妻とはずっとそういうことはないからね」
「もう何年もしてない」

などと、なんの脈略もなく教えてくれたりするのでしょうか。

妻に求められていない悲しい男アピール? それとも、「妻とはレス」=私は性的に満たされていない、つまりあなたに満たされたい、興味津々ですということをアピールしたいとか?

もしくは、「ボクはキミにぞっこんで、妻のことなんてどうでもいいんです」アピール???

いずれにせよ「だからどうしたんだよ」って感じですよね。

○妻もその他も愛してこそ男

妻とはレスで~、もうそういうことなんてずっとなくて~、何年もしてなくて~、なんて話をされても「だからどうしたんだよ」です。

もし仮に、私は性的に満たされていない、つまりあなたに満たされたい、という意図で「妻とはレスです」と口にしているのだとしたら、はいはいFANZA(ファンザ)のサンプルでも見とけって感じなんですけど、「ボクはキミにぞっこんで、妻のことなんてどうでもいいんです」アピールだとしたら激萎えです。

妻ひとりじゅうぶんに愛せない男なんて興味なしです。

「家庭円満で妻のことはもちろん1番大好きで愛している。けれどキミのことも忘れられないんだ……」みたいな、ザ・都合の良い最低男はモテるけれど、飲み屋の女ごときで手一杯になって妻から見放されているような男(見放されるに至った要因は絶対に他にも多々あるとは想像できるが)は、どうせ仕事もできませんし、当然モテません。

婚外恋愛はあきらめてください。
○まずは家庭内での「モテ」を目指してみては

今回は「妻とはレスです」と謎に教えてくれるおじさんについて解説しました。

結局のところ、家庭円満で奥様ともラブラブ、それでいてよそのレディにもときどきちょっかいを出しちゃうような都合が良くて最低でズルい男性が1番モテます。

そりゃそうですよね。奥様に「いらない」判定されちゃうようなメンズは奥様以外にとっても魅力なしです。


まずは奥様にモテることを目指してみてはいかがでしょうか。

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
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