2009年にNHK天才てれびくんMAX』から誕生したダンス&ボーカルユニット・Dream5のデビュー15周年を記念した1日限りの限定イベント「Dream5 15th Limited Event 2025」が16日、都内で開催。大原優乃高野洸日比美思がDream5として約9年ぶりに集結し、ステージイベントを前に囲み取材に応じた。


2014年にアニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「ようかい体操第一」が大ヒットし、同年の『NHK紅白歌合戦』や『レコード大賞』にも出演するなど、社会現象を巻き起こしたDream5。デビュー15周年を記念して大原優乃、高野洸、日比美思の3人が約9年ぶりに集結した。

美脚あらわなショーパン姿で登場した大原は「約9年ぶりに集まりました。今日という日が実現できたのは、大袈裟でもなんでもなく奇跡だと思っています。もがきながらも芸能界という世界を続けてきたから、また会うことができたのだと思います」と感慨深い表情を見せ、「今日のイベントは、ご褒美だと思って、ここまで支えてくださった皆さんの思いを背負ってステージを楽しみたいと思います」と意気込みを語った。

高野は「なによりもうれしくて、本当に感慨深かったです」と感激した様子で、「また3人でステージに立てることが本当に幸せです」と笑顔を見せる。日比も「もう、万歳! って気持ちです。本当にうれしいです」と笑顔を弾けさせていた。

9年ぶりに集まったメンバーたち。大原は「今回6曲パフォーマンスをさせていただきますが、当時とは歌割りも立ち位置も変わっているので」と変化を述べつつ「こうやってメンバーが集まっても、当時と変わらない空気感もありました。洸くんは小学生のころからメイク中にゲームをやっていたのですが、今日もしていました(笑)。美思ちゃんも穏やかでみんなの話を肯定的に支えてくれる温かさは同じ。
9年ぶりでしたが、会えなかった時間もライバルだとは思っていなくて、ずっと仲間という気持ち。関係性は変わっていなかったことがすごくうれしかったです」と語った。

高野は「最初のスチール撮影のとき『みんな大人になっている』と思ったのですが、リハーサルを重ねていくうちに『やっぱり変わっていないな』と実感しました」と語り、日比も「最初は変わったと思っていたのですが、リハーサルをしているとき、阿吽の呼吸だなと感じたり、当時のままだなと思いました」と9年間のブランクはなかったという。

一方で、自身が成長したという部分について大原は「当時、グループ最年少だったので、いつも年上のメンバーに頼らせてもらっていたのですが、一人で仕事をするようになってから、責任感などを背負っていくなかで、自分の意志をしっかり持てるようになったと思います」と述べ、高野が「グループ活動中、ヘアワックスやヘアスプレーをかけられるのがとても苦手だったのですが、それが克服できました」と胸を張ると、大原も日々も「確かに!」と同意。そんななか日比は「私はあまり変わっていないかも……」と照れ笑いを浮かべていた。
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